NHK学園生・保護者の声
教職員から

※掲載の内容は取材当時の情報です。

スタンダードコース

自由な時間を持てたからこそ見えた絵画の道

地元の進学校に通っていましたが、朝から晩まで学校に拘束されることにフラストレーションを感じるようになり、登校できなくなりました。通信制を何校か見学し、相談をしましたが、他校はビルの一角がキャンパス。事務所のようで、通うのが億劫になりそうな感じがしていました。NHK学園は高校の校舎に通うことができる点やお話をした先生の人柄に安心だと感じました。とにかく自由な時間がたくさんあるので、好きな絵を時間をかけて仕上げるようになりました。前の高校の時には気持ちにゆとりがなく、そこまで取り組めなかったのですが、自分と向き合う時間が増え、絵画の道を志すようになりました。高校を変えたことは私の人生の決定的な出来事です。


名古屋大谷協力校 スタンダードコース 荒川 美咲さん

読み書きの困難もネット学習で負担軽減、自分の世界が広がった

公立の全日制高校に通っていた2年生の時に読み書きに困難がある学習障害ディスレクシアと診断を受けました。授業や試験で学習障害への配慮が認められなかったため転校を決意。NHK学園の学校説明会に参加し、自分の症状に対して配慮をしてもらえるか聞いたところ、「配慮していますよ」と当然のごとく軽く言ってくれたことに驚くとともに安心して入学を決めました。ネット学習ならリポートの提出や学習状況の管理まで全てオンラインでできるので、格段に学習の負担が減ります。無理なく、時間を自由に使って高校の学習することができたので、さまざまな外部活動に参加することができました。それが、自分を理解し、自分の世界を広げることにつながったと思います。


東京本校 スタンダードコース 会沢 冬翔さん

自分の時間に好きなことを探究。やりたいことが見つかった

私がNHK学園に通って良かったと思っている点は、自分の時間がもてて、自分のペースで勉強できるところです。音楽や海外の文化が好きな私は、それらの探求に時間を割くことができ、自分のやりたいことが見つけたられたのは本当にこの学校に入って良かったと思っています。先生方もとても親身で休学して留学したのですが、快く送り出してくださり、日本に帰ってからも休学期間進路相談にのってくださり、話していくうちに自分のやりたいことが分かりました。本当にこの学校に入ってよかったと思っています。


東京本校 スタンダードコース 菅野 玲さん

80代半ばを過ぎてようやく見つけた学びの場

高校入学の希望を強く持ちながら、仕事の都合でなかなか実現できずにいました。80代半ばを過ぎて、「今からでも入学したい」と本格的に探し始めましたが、年齢的に入学は難しいと断られてばかり。そんな中でようやく見つけた学びの場がNHK学園です。先生方には、本当に親切に教えていただき、感謝です。特に松山東協力校担当の先生には、担当教科の理科に限らず教えてもらいました。スクーリングの空いている時間や終了後に、毎回のように質問をして、わからないところを確認していきました。NHK学園に入学して初めて勉強した英語も何とか単位修得。無事卒業しました。今は好きな歴史を楽しく学んでいます。


松山東協力校 スタンダードコース 古味 土佐男さん

ゆとりがある分、ものごとに丁寧に向き合える

NHK学園に入ってから自由な時間が増え、以前のように課題に追われる焦りがなくなりました。登校日が少ない分、担任の先生に会う機会は少ないのですが、分からないことがあれば電話やメールですぐに教えてもらうことができ安心です。NHK学園には、友達を作らないといけないというような学校独特の雰囲気がなく、それぞれに合った人間関係を作って学校生活を送ることができます。 私は一つひとつのことにていねいに向き合い、学校と学校外のことを両立しながら、関心や視野を広げることができました。社会問題を知り、自由な時間に多くの映画や音楽を鑑賞したことが今の進路の選択につながりました。


石川県立金沢泉丘協力校 スタンダードコース 内山祐花さん

不安でいっぱいだった私に、大丈夫だよと伝えてあげたい

NHK学園への転校は、体が全日制の高校についていけなくなり、休学、留年した後のことでした。1年間すら通えなかった私に、高校卒業資格が取れるのか、友達ができるか、主な不安はこの2つでした。休学、留年は、私の自信を根こそぎ奪っていったのです。そんな転校当初の不安、心配は、杞憂に終わりました。一緒にいたいと思う友達ができました。集中スクーリングが輪を広げてくれたと感じます。単位を全て取り、大学受験も経験し、進学が決まりました。先生方のサポートがなければ、成し遂げられなかったと思います。たくさんの人に感謝した3年間でした。NHK学園を選んでよかったと思います。全部大丈夫でした。大丈夫になりました。ありがとうございました。


仙台大学付属明成協力校 スタンダードコース 柄澤七菜さん

自分でも驚くほど前向きになれ、楽しい高校生活が送れた

入学する前は、ストレスによる体調不良が続き、教室に行けない日々が続いていました。そのような時に出会ったのが、NHK学園です。入学してからは、無理なく自分のペースで、英検を始めとする資格取得に力を入れたり、アルバイトを通して社会性を身につけたりと、自分でも驚くほど前向きになることができました。また、優しく寄り添ってくださった本校および協力校の先生方や、NHK学園で出会った友人たちのおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。これからも、看護師という夢に向けて、進学先で前向きに頑張っていきます。


宮崎県立宮崎東協力校 スタンダードコース 押川まゆさん

ライフデザインコース

NHK学園なら自分に合った方法で勉強が進められる

僕は自閉症です。僕には、ネット学習がとても合っていました。ADHDもあるので、集中することが難しいですが、授業で聞き逃してしまっても何度も繰り返し再生して聞くことができるので内容を理解することができました。また、勉強のスケジュールを自分で組めるので、1週間・1日の中でどのように取り組むのか、無理のないペースで計画を立てて進めることができました。わからないことは、メールで先生に質問を送ればていねいに返答してくれます。スクーリング回数は多くなく、苦手なコミュニケーションが必要な機会が少なく、圧迫感のない雰囲気の中で無理なく参加できました。字を書くのも苦手ですが、試験はパソコンで受験することができ、助かりました。NHK学園なら、皆さんも自分にあった方法で勉強が進められるのではないでしょうか。


東京本校 ライフデザインコース 青木 皓人さん

生活するのは楽しいと教えてくれた

私は人の中にいるのが苦手で、最初は試験は個別で受けていました。3年になって、みんなのいるところでがんばりたいと思うようになりました。生活実習で運動や料理をやるキッカケができてよかったです。最後のホームルームでは最後だなと思って涙が出るくらいさみしかったです。メディアコミュニケーションでは、チャットで発言するって、こんなに楽しいんだなと思いました。不登校だったのに、みんなの中に入れて、「生活するのは楽しいんだよ」っていうのを気づかせてくれたり、「長続きは大切」「人は大切」「勉強は楽しい」「みんな優しい」「人の中にはい入るのも意外に大丈夫だよ」など教えてくれた、とてもいい高校生活だったと思います。


東京本校 ライフデザインコース 内藤佳奈美さん

スクールカウンセラーとの出会いで開けた進学の道

私は聴覚過敏で騒がしいところが苦手です。それが原因で、小中学校は学校へ行けませんでしたが、NHK学園はみんな落ち着いていて、騒がしさを気にすることなく登校できました。大阪夕陽丘協力校のDoitコース(現ライフデザインコース)は午後からのスクーリングなので、和歌山の実家からでもゆとりをもって通うことができたことも大きいです。卒業後は筑波大学情報学群に進学します。これも、通学制の大学への進学に不安のあった私の相談に乗って、背中を押してくださったスクールカウンセラーとの出会いがあってこそです。


大阪夕陽丘協力校 ライフデザインコース 堀口楓佳さん

登校コース

生徒目線で接してくれる先生たち

中学校ではみんなと少しでも外れると疎外される空気があり、学校が嫌で休みがちでした。中学の担任の先生のすすめでNHK学園の学校見学に来たときに感じたのは、先生方が学校目線ではなく、生徒目線で接してくれることです。学校らしくない自由な雰囲気が気に入りました。週3日の登校で学校に行くことを習慣化させたい、友だちを作りたいと思って登校コースに入学。最初は不安もありましたが、クラスでも部活動でも友だちの輪が広がり、NHK学園に入ってよかったと心から感じています。1級自動車整備士になりたいという進路も見据えて、3年次からはスタンダードコースに移り、勉強時間を確保したいと思っています。


東京本校 登校コース・スタンダードコース 須﨑 優翔さん

メリハリのついた生活ができる

陸上部に所属しています。部活動は水曜日と土曜日です。水・木・金の週3日の登校のほかに、土曜日は部活動のために学校に来ています。陸上部は力がつきながらも飽きないように先生たちが工夫したメニューを組んでくれて、楽しいです。放課後は陸上部やクラスの友だちと集まって話したり、遊んだりするのが楽しみ。学校のない日もゲームを一緒にやったりしています。レポートは一気に集中してやることが多くて、自由な時間にアルバイトをするなどメリハリをつけた生活ができるのが気に入っています。


東京本校 登校コース 阿曽 弘泰さん

保護者の声

入学後初の三者面談で安心してお任せできると確信

前籍校では、授業中におしゃべりをしている生徒がいても先生が注意する様子が見られないなど、娘の学びたい気持ちに対して環境が整っていないと感じました。転入学先を探した結果、娘のペースで学べると感じたNHK学園に2年生で転入学。入学した年の7月の三者面談では、担任の先生が親の見抜けないところまで娘のことを把握してくれているのを感じ、安心してお任せできると確信しました。明るく気さくな先生で、「葵はもっとこうしたらいいよ」とアドバイスしてくれるので、娘も本当に頼りにしています。途中からの入学で、本人も最初は構えていましたが、今は一緒に過ごせる仲の良い友達もでき、意欲的に学んでいます。

スタンダードコース 宮崎 葵さんの保護者

ありのままを受け入れてもらえる居場所

娘は幼い時から感受性が強く、中学の頃から集団の中で居心地の悪さを感じるようになり、高校に通えない日が続きました。「次はマイペースで学べる通信制」と決めて他校も検討しましたが、学費が高かったり、登校が頻繁だったり、宿泊を伴うなど、希望に合いませんでした。NHK学園は登校の負担が少ないので欠席せずに通えています。学校や好きなことを通じたコミュニティなど、ありのままを受け入れてもらえる居場所ができ、明るくなりました。私が主催するダンスカンパニーの舞台を手伝う中で、コロナ禍でも応援してくださる方があること、そうした絆が舞台を作り上げていることを知り、裏方の仕事に惹かれたようです。今は、照明の勉強をしたいという目標に向けて準備を進めています。

スタンダードコース 日下部 京さんの保護者

3年間で人と関わることの大切さを知りました

中学2年の初めに不登校になった息子は何も目標がなく、成績もつかないまま、中学校を卒業することになりました。高校生になって欲しいと私が決めた進路はNHK学園のライフデザインコースです。
緊張して自信がない息子に先生方は 無理はせず、マイペースでいいと、登校するたびに声を掛けてくださいました。そのうちに、先生にメールで質問したり、笑顔で話をしてくれるようになりました。
NHK学園の卒業を迎えるにあたり、自分で決めた進路は通信制の大学です。NHK学園での3年間で、息子は人と関わることの大切さを、私は見守ることの大切さを、改めて考えることができました。

ライフデザインコース 榎本 竣介さんの保護者

特性をよく理解して対応してくれた担任の先生に感謝

娘は人の中にいること、話すことが苦手なので、スクーリングの時間や回数が少ないこと、親が同席していいこと、試験を別室で受けられることなどからNHK学園のライフデザインコースを選びました。ネットホームルームでは、先生たちが高校生の時のこと、趣味のこと等を、とても楽しく話してくれたので、親子で毎回楽しく観ていました。チャットで、あいさつや返事をしたりすることは、人の中にいることと話すことが苦手な娘にとって、その場にみんなと一緒にいる感覚を味わうことができる貴重な機会だったと思います。
担任の先生が一人ひとりの特性をとてもよく理解して接して対応してくれたので、少しずつ色んなことができるようになって、とても満足のいく高校生活を送ることができました。NHK学園を勧めてくれた方々や、担任の先生たちにとても感謝しています。

ライフデザインコース 内藤 佳奈美さんの保護者

諦める前にNHK学園の先生方と話をしてみてほしい

自閉症、ADHDであり、社会のシステムの中で困難の多い息子ですが、学習を進めながら学問ではない力を得ることは多く、自分のペースで成長できたことは、本人だけでなく母としてもとても嬉しかったです。NHK学園の先生方は、彼の困難に向き合い、解決策を一緒に探り提示してくださいました。これからにつながると感謝しています。困難が多くても、学び成長する場にたどり着けた私たち母子はとても幸運でした。もっともっとこの経験がひろがっていけばよいな、諦める前にNHK学園の先生方とお話ししてみてほしいです。

ライフデザインコース 青木 皓人さんの保護者

友だちから学び、学校生活を楽しむ居場所に出会えた

週3日の登校では、授業を受けて、お友だちとおしゃべりしたり、学校行事を楽しんだり、先生に質問をしたり、進路について相談したり、と学校生活を楽しんでいます。また、写真部、学習グループ(生徒の自主的な学習のための集まり)、中国語同好会と課外活動にも積極的に参加しています。同級生たちはそれぞれの理由でNHK学園を選んで、自分なりの生き方をしていて、すごい子がいっぱい。全日制に通っていたら出会えなかったお友だちから多くのことを学びながら、自分のペースで高校生活を送っています。娘のように、友だちや先生と交流を深めたいお子さんや授業を受けて学習ペースをつかみたいお子さんには、登校コースはきっといい居場所になると思います。

登校コース 村田 礼於奈さんの保護者

心の支えとなる先生に出会い、進学を見据えて前進

2年次からネット学習コース(現スタンダードコース)から登校コースに変更しました。1年次の後半から本人の進学への意識が高まる中で、学習サイクルを作り、先生方との関係を築きたいという思いが強くなったのが理由です。一番大きな収穫は、心の支えとなる先生と出会えたこと。息子は自分から人とかかわっていくタイプではなかったのですが、2年次の担任の先生には、進路や悩み事などいろいろな相談をしています。校内のいろんなところに居場所があるのもいいですね。図書館のほかにも勉強できるスペースがあり、自習をしていると先生方が声を掛けてくれるそうです。わからないところも気軽に質問できて、進学の目標に向けて、登校コースにして正解だったと思っています。

登校コース 清水 麟太郎さんの保護者

指導にあたる教職員から

NHK学園には「学校」のイメージを取っ払って入学してください

多様な立場、考え方、生き方を認めることが必要な時代になりました。NHK学園にもいろいろな環境で育ち、学習する生徒がいます。そういう意味では、同じような制服を着て同じような年代の生徒が同じようなことを考えて生活している全日制の生徒よりも、自由な発想、自由な考え方を持っているNHK学園の生徒は、話をしていても面白く感じます。もちろん卒業後の進路もいろいろです。「学校」というものに対するイメージを取っ払って、全く新しいところに行くんだ、という気持ちでNHK学園にお越しいただければいいな、と思います。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

国語科担当 桑原 慶子

「N学の先生」として

自分の意見をはっきり言える人、人前で話すことは苦手だけれど文章で表現することが得意な人、自分の考えに気がつくのが苦手だけれど素直でいられる人。担任を務めるクラスでは、毎年いろんな生徒と出会います。直接会ってのお話はもちろん、メール、電話、手紙など、いろんな手段を使って、「ここぞという時」に一人ひとりと交流しています。ある人とは月に1回。またある人とは、毎日の時期も。学習という機会を通して、一人ひとりに、ちょうどよく、安心や刺激を与える存在になれればと思っています。

地歴公民科担当 岩渕 早秋

「『同調圧力のない学校』を、私は初めて経験した。」

これは、ある生徒が作文の中で書いてくれた一文です。NHK学園では、勉強以外に使える時間がたっぷりあります。その時間をどのように使うのかはあなた次第。自分だけの、とっておきの高校生活をデザインし、興味のあることにチャレンジしてください。一人ひとりが他人と比べることなく自分のペースで学んでいるから、同調圧力のない自由な空気がNHK学園には流れているのです。私たちも全力でみなさんの高校卒業、そして夢の実現に向けたサポートをしていきます。

国語科担当 八木沢 正統

小さな一歩は自信、そして成長につながる

ライフデザインコースの生徒は実に個性豊かで、高い能力を有している人も少なくありませんが、大人数での作業や、集まり自体が苦手で自分に自信がなく、自分から発信することができない人がほとんどです。だから私は、いつも肯定的な言葉を発するよう心掛けています。何か発信してみようと思った時にそのハードルを低くしたい。安心して自分が思っていることを表現してよいと伝えたいのです。そしてみんな、少しずつできることが増えていきます。それが小さな自信につながり、自信は成長につながっていきます。

数学科担当 村越 敏史