NHK学園生・保護者の声
教職員から

※掲載の内容は取材当時の情報です。

スタンダードコース

東大受験のためにNHK学園への入学を選択

中学はミュンヘンの日本人学校に通っていました。中学校3年生のときに、東京大学をめざそうと決意。受験のためには、通信制高校に進学するのが一番だと考えて調べた結果、海外からも入学できること、帰国の頻度、学習スタイルなどNHK学園が最も条件が合っていると思って入学を決めました。集団での学習は、動機付けなど他の効果はあるかもしれませんが、効率という点では独学には明らかに劣ります。2回目の受験で東大に合格。卒業して、一般企業に1年勤めたのち起業し、教育分野に身を置くことになりました。卒業生だからこそわかる、NHK学園の生徒が求めているようなサポートができたらうれしいです。


東京本校 海外 スタンダードコース 神田 直樹さん

NHK学園で過ごした3年間は温かくて、優しい、大切な時間です

私は中学生の時、不登校になり、いつからか摂食障害になり、心も身体もボロボロで真っ暗い箱の中に1人いるようでした。しかし、NHK学園の先生方、生徒の方々と話していくうちに多様な生き方、考え方があることを知り、少しずつ光が見えて、前に進んで行くことができました。今は大学3年生になり、公認心理士を目指して勉強に励んでいます。悩み苦しんでいる人が安心できる器のような存在になれるように…。私にとってのそのような存在はNHK学園です。
辛くなったり、悩んだ時、安心して立ち止まれる場所。自分のペースで寄り道しながら自分を見つめ直せる場所。NHK学園で過ごした3年間は暖かくて、優しい、大切なものです。


大宮開成協力校 スタンダードコース 安野 心暖さん

先生方が自分の良さを見つけてくれたから自信がついた

最初の高校では特進クラスに入学しましたが、周囲とのレベル差に悩み、次第に教室に行くことができなくなりました。 気持ちを切り替えるため転校を決意し、NHK学園への入学を決めました。 年に1度の集中スクーリングは、最初はとても緊張して、不安が大きかったです。 ですが、参加してみるとすぐに友だちもでき、楽しく過ごすことができました。 スクーリングでできた友だちは、今でも連絡を取り合う大切な存在です。 「山田くんの良さは、大学生になったらもっと多くの人に伝わると思うな」という先生のことばは、今でも心に残っています。 NHK学園の先生方は、生徒一人ひとりをよく見て、よさを見つけ、それを伝えてくれます。 自分でも気づけなかった自分のよさに、気がつくことができ、自分に自信を持てました。 卒業後は大学に進学。不登校になった時には考えられなかった未来です。 NHK学園で頑張ったから今があり、頑張ることができた自分を誇りに思っています。


中国・四国地区集中スクーリング生 スタンダードコース 山田 悠真さん 

支えてくださった先生方のおかげで希望する道に進めた

体調がすぐれず、毎日通うことが難しくなり、通っていた高校の先生の紹介でNHK学園に転校を決めました。 登校日数が少なくてすむことや、自分の好きな時間に勉強できること、 また、〈まなびや名古屋〉の自習室を利用できることが魅力でした。 レポート提出日に間に合うようにスケジュールを組み、体調と相談しながら勉強。 体育祭は運動ができない人でも楽しめる内容で安心して参加できました。 担任の先生を始め、先生方は皆さん優しく接してくださり、不安を抱え込まないようにと声をかけていただき、ありがたかったです。 私は自分の経験から、少しでも人の不安や心配事を取り除きたくて、看護の道を目指しました。 受験にあたり、面接練習を〈まなびや名古屋〉でしていただき、アドバイスを意識して本番に臨みました。 この合格は、支え、応援してくださった先生方のおかげです。


名古屋大谷協力校 スタンダードコース 江場 虹美さん 

自分にぴったりの学び方に出会った

全日制の学校に通っていましたが、部活動と勉強の両立が難しく、通えなくなり、高校2年の夏に転入学しました。 不安もありましたが、入学してみると落ち着いてゆったりと勉強に取り組める環境でした。 自宅での学習はわからないところも解説つきで戻ってくるので、取り組みやすかったです。 校外学習で地元の資料館を見学し、戦争経験者のお話を聞いたことは強く印象に残っています。 今後日本で戦争が起こることもあるかもしれない、戦争についてもっとよく考えてみなければならないと改めて感じました。 卒業後は放送大学に進学します。通信制の学び方は自分に合っているし、 「心理と教育コース」は心療内科に通院した経験からメンタルケアの仕事で社会の役に立ちたいと考えていた私にぴったりだったからです。 進路の選択肢の一つとして勧めてくださった先生に感謝です。


秋田令和協力校 スタンダードコース 太田 薫乃さん 

志望動機の添削や面接練習を活用して無事合格

高校進学時から就職を志望。パソコン業務やコツコツ取り組む仕事が好きで事務職希望でした。 応募先は学校で先生に教えてもらいながら、求人情報を自分で検索閲覧。 応募先を決めたものの、アルバイトとは違う志望動機の書き方に悩んでいた時に <あすなろカフェ>で書き方をアドバイスしていただきました。 また面接練習は、本番さながらで、自分では考えつかない質問もあり、対策に役立ちました。 担任の先生が親身に助けてくれるのがNHK学園の強みです。


東京本校 スタンダードコース 小峰 直央さん 

オリンピック優勝の夢と高校の学習をNHK学園で両立

僕はSUP(スタンドアップパドルボード)というオーシャンスポーツをやっています。 この競技は2028年のロサンゼルスオリンピックで種目化される可能性があると言われるくらい世界中で急速に普及が進んでいます。 僕はオリンピックで金メダルを獲るという夢を掲げています。倍近く体格の大きな外国人選手と勝負する日本人の僕が、 どうすれば勝つことができるのか?コーチの父と一緒に日々研究しながら、沖縄の荒れた海と対峙しています。 自分で決断した夢に近づくために、世界各地で行われるSUPのワールドツアーに参戦し世界トップ選手と競う経験を積み重ねたいと思い、 NHK学園への入学を決めました。 年間で5、6回レース参戦のために世界各地に赴くことが多い中でも、どこでも勉強を進めることができるNHK学園の学習スタイルが自分にぴったりだと 思ったからです。スクーリングに行くとみんなが応援してくれて、勉強はもちろんレースのモチベーションにもつながります。 これからも自分で決めた目標、そして夢に向かってしっかりと前に進んでいきたいと思います。


興南協力校 スタンダードコース 荒木 珠里さん

絶対に否定しないNHK学園の先生方

高校では中学校の時にできなかったことを高校で全部やり切りたいという気持ちで入学。在学中は軽音部、生徒会、そして家庭科部で活動していました。家庭科部は同級生に40代の板前の方がいて、その方が部長だったのがきっかけで高校3年の最後のほうに入部しました。月1回でいろんな世代の人たちが集まっていましたが、毎回参加する人が違うのでコミュニケーションの輪が広がり、楽しかったです。NHK学園の先生方は、私が「こうしたいんだ」と言うと、「いいんじゃない?やってみなよ。」と、絶対否定しないんです。過去の自分の経験とか、悲しいことだったり、つらいことだったり、そういうのも絶対否定しないですし、これからしようとしていることも絶対否定しない。「否定をしない」というのは、なかなかできることではないと思うので、本当にいい先生方に囲まれた高校生活だったと感じています。


東京本校 スタンダードコース 溝口 耀子さん

夢を持つ仲間に出会って救われた

人間関係に不安があったため高校に行けなくなり、「このままでは引きこもりになるのではないか」と不安でいっぱいの毎日でした。当初は通信制にいいイメージはありませんでしたが、転校先を探す中、母の同僚が卒業したNHK学園を見学。イベントがたくさんあり、いろんな年代の人がいて勉強熱心な雰囲気に入学を決めました。入学当初は不安もありましたが50代の同級生の方が声をかけてくれて気持ちが楽に。校外学習では気の合う友だちができ、夢を持つ仲間に出会えて精神的に救われました。卒業後はNHK学園の進学イベントで大学の方と話して入学後のイメージが湧いた女子栄養短期大学に進学。担任の川合先生にAO(現・総合型選抜)入試のためにプレゼンテーション練習をしていただき、自信につながりました。今は病院で管理栄養士として働く夢に向け、女子栄養大学に編入学し、資格取得を目指しています。※写真は担任だった川合先生と


東京本校 スタンダードコース 長岡 花奈さん

目標を持って過ごした高校生活

私は母の影響もあり、将来は大学でデザインの勉強をしたいという目標がありました。そのために画塾に通い、デッサンの練習に時間をとりたかったので、通信制のNHK学園高等学校への入学を決めました。 高校生活は、午前中は高校講座の視聴とリポート学習、午後は画塾でデッサンに取り組むという日々を送りました。集中スクーリングで同じように将来への目的を持った友人と出会うことができたこと、また、体育の授業などを通じてみんなで楽しく活動するという経験もできたことはとてもよい思い出になっています。三年次には志望校について担任の先生が親身になって相談にのってくださり、希望していた大学のデザイン学部に進学することができました。今はさまざまなデザインについての知識を積み重ね、将来はテキスタルデザインの道に進んでいきたいと思っています。


岡山操山協力校 スタンダードコース 松尾 華さん

私の高校生活

中学生の時の自分を思い出すと、高校を卒業するということ自体が考えられませんでした。 NHK学園では、初めて登校した際に、先生に紹介していただいた生徒の方と親しくなり、スクーリングに出席することが楽しみになりました。また、3年次生では生徒会長となり、文化行事での尾道探索の企画を立てました。新型コロナにおける行動自粛により、中止になりましたが、この尾道探索は、学園生のアンケートをとったり、ルートを考えたり、これまでは、先生が計画された行事に従うだけでしたが、生徒が主体的に行動する行事にしたいという思いで生徒会メンバーで頑張りました。 ここまで静かに見守ってご指導いただいた NHK学園の先生方、楽しくスクーリング時間を一緒に過ごした友達、家族の皆、本当にありがとうございました。これから新しい目標に向かって歩みを進めます。


広島国泰寺協力校 スタンダードコース 畠本 いちごさん

NHK学園に入学して

私はNHK学園に入学し、いろいろな年齢の人と仲良くできたことがとても嬉しかったです。普通の高校では部活などで仲良くなることが多いのですが、私は部活をしていなかったので、前の高校ではあまり関わることがありませんでした。NHK学園では3学年まとめて行事があるので、必然的に学年を越えて多くの仲間と関わり、いろいろな人と友達になれました。最初は不安でしたが、卒業した先輩とは、今でも仲良くしているので不安になる事はなかったなと思います。また、自分の時間がたくさんあったので、車の免許を取ったり、趣味に時間を費やすことができたのもNHK学園の良いところだと思います。


広島国泰寺協力校 スタンダードコース 松島 理々子さん

自分のペースでやりたいことに取り組める学校です

最初に入学した高校では雰囲気に馴染めず、教室に入ることができませんでした。NHK学園に入学して初めてのスクーリングのときも、教室に入れずドアの端に立っていました。でも、母に励まされて一歩足を踏み入れてみると、意外にも平気だったことを憶えています。NHK学園では、クラスのみんなが毎回同じ授業を受けるわけではなく、それぞれが自分の思うように過ごしている雰囲気なので、抵抗なく教室に入ることができるのです。ホームルームでは「何を書いてもいいよ」と紙を渡してくれるので、勉強の相談はもちろん、うれしかったことやオープンキャンパスに行ったことなどを書いて、そこから先生にいろいろな話をするようになりました。学校で過ごす不安はすっかり消え、進学への自信を取り戻すことができました。


東京本校 スタンダードコース 都倉 詩織 さん

 体調を理由に自分の夢をあきらめないで

起立性調節障害で高1の秋から当時通っていた学校に通えなくなりました。朝起きられないことと慢性的な頭痛があり、転校先として選んだのが、施設や指導内容など全日制に近いかたちで学べるNHK学園です。スクーリングでは理科の実験も行うなど快適に学習できます。遅刻することもありましたが、履修科目のスクーリング出席を満たせるよう先生と相談しながら進めました。3年次からは徐々に症状が改善し、看護師になって自分のように体調で苦しい思いをしている人を助けたいという目標ができました。先生には、面接や小論文、過去問演習など志望校合格に向けて指導いただき、無事合格することができました。


秋田令和協力校 スタンダードコース 小玉 果朋さん

Wifiがあればどこにいても高校の勉強ができる

中学は所属するテニスクラブのある大分で寮生活を送りました。テニスとの両立を考えて高校は通信制と決めていましたが、「高校生としての学力をしっかりつけるならNHK学園がいい」という知人からのすすめで入学を決めました。試合や強化練習のために半年ぐらいは海外生活です。日々の練習も1日6~8時間、移動も多いのでwifiがあればどこでも勉強できるNHK学園の学習方法は魅力です。スクーリングもわかりやすく、ポイントをまとめたプリントなど先生たちの工夫で、ノートを取ることに終始するのではなく、先生の話そのものに集中できます。


折尾愛真協力校 スタンダードコース 花田 海翔さん

 時間の使い方を自分で選べる充実した毎日です

一般的に高校のカリキュラムでは、特定の科目の中から履修する科目を選択する必要があります。部活動で野球とサッカーを両立するのも難しいです。しかし、私は、さまざまなことをやりたいし、その方が何かのきっかけになるのではないかと考えます。選択科目以外も学びたいし、スポーツもいろいろ挑戦したいです。NHK学園では、スクーリングの日以外は、自由に予定を立てることが出来るので、午前に選択科目以外の科目も含め勉強し、午後に所属しているNHK学園の野球部で野球をしたり、他のスポーツをしています。週末には趣味のバードウォッチングを楽しんでいます。他にも、苦手なことにチャレンジすることにも時間を使っています。上手くいかないこともありますが、NHK学園の友人とも関わりながら、充実した高校生活が送れていると思います。


東京本校 スタンダードコース 丹羽 想樹さん

 NHK学園は居心地よく、自分に正直でいられる場所

私立の中高一貫校に入学しましたが、紆余曲折を経て高校1年生の後半にNHK学園に転入学しました。資格や受験勉強に加え、家事や習い事などに時間を割ける通信制高校を探していた時に、教育課程の充実したNHK学園を知って入学することを決めました。先生方は面倒見がよく、レポートや提出物で分からないことがあれば、電話で丁寧に対応してくださり、進路で悩むことがあれば、適度な距離感でスクーリングの合間に助言をくださいました。月に1、2回あるスクーリングは、ルールを守ることは必要ですが、空気を読む、誰かに合わせるといったことが必要ありません。居心地よく、自分に正直にいることができました。卒業には自学自習のレポート課題の提出とスクーリングの授業出席回数を満たすことが必須です。NHK学園へ入学するみなさんには、毎日のリズムを管理するのがおすすめです。


大阪夕陽丘学園協力校 スタンダードコース 岸本浩佳さん

志望先の決定から面接まで、担任の先生が寄り添ってくれた

大学に入って何を勉強したいという具体的な希望がなく、「とりあえず」大学に行くのは違うと感じて仕事に就くことを選びました。洋服が好きで、担任の先生がアパレルの会社の中から探してくれた中に今の会社を見つけて、着ていて気持ちのいい服を作ろうと、細かいところまでこだわっているのが「素敵だな」と、就職を希望しました。履歴書はメールで送って何度も添削を受け、オンラインの面接練習も受けました。初回は質問ごとに区切ってアドバイスをいただき、自宅で練り直して自主練習。2回目の練習の時は通しで、と練習するほど上達を実感しました。最後まで寄り添ってくれた担任の先生に感謝です。


関東学院協力校 スタンダードコース 植田ほのかさん

ていねいな進路指導で志望する大学・学部に合格!

僕は中学生の時はほとんど学校に通えませんでした。せっかく新しい環境に身を置くなら人と接する機会が多いほうがいい、と週3日で無理なく通えるNHK学園を選びました。広報委員会に入り、上級生とも仲良くなれてとても楽しかったです。3年次は受験勉強のためにスタンダードコースにコース変更。面接や小論文の準備を先生方にていねいに見てもらったお陰で、志望する大学・学部に合格することができました。


東京本校 スタンダードコース 角舘 夏樹さん

NHK学園なら家庭の都合に合わせて学び続けられます

中学3年生の時に父の転勤でフランスに行くことになりました。現地の中学校のインターナショナルクラスに2年間在籍しましたが、両親が見つけてくれたNHK学園で日本の高校の勉強もすることにしました。自宅ではパソコンで「NHK高校講座」を視聴しながらノートを取り、期限に間に合うようにレポートを提出しています。昨年はコロナの感染拡大で帰国できず、今年が初のスクーリング参加でしたが、楽しいです。帰国して、来年からは明成協力校に通う予定です。


東京本校 海外 スタンダードコース 阿賀 心咲さん

自分で考え、計画を立てる通信制が合っていた

もっと物理学の勉強のための時間が欲しいと考えて、高校2年生の時にNHK学園に転校しました。NHK学園は前に在籍していた学校と比べて、教員と生徒の距離が近いと感じます。先生たちが話をよく聞いてくれて、自分のやりたいことにとても協力的でした。自分で考えて、自分でスケジュールを立てるのが好きな自分には通信制が合っていると感じました。こういう学校はあるべきだと思います。


東京本校 スタンダードコース 近藤 龍一さん

読み書きの困難もネット学習で負担軽減、自分の世界が広がった

公立の全日制高校に通っていた2年生の時に読み書きに困難がある学習障害ディスレクシアと診断を受けました。授業や試験で学習障害への配慮が認められなかったため転校を決意。NHK学園の学校説明会に参加し、自分の症状に対して配慮をしてもらえるか聞いたところ、「配慮していますよ」と当然のごとく軽く言ってくれたことに驚くとともに安心して入学を決めました。ネット学習ならリポートの提出や学習状況の管理まで全てオンラインでできるので、格段に学習の負担が減ります。無理なく、時間を自由に使って高校の学習することができたので、さまざまな外部活動に参加することができました。それが、自分を理解し、自分の世界を広げることにつながったと思います。


東京本校 スタンダードコース 会沢 冬翔さん

自分の時間に好きなことを探究。やりたいことが見つかった

私がNHK学園に通って良かったと思っている点は、自分の時間がもてて、自分のペースで勉強できるところです。音楽や海外の文化が好きな私は、それらの探求に時間を割くことができ、自分のやりたいことが見つけたられたのは本当にこの学校に入って良かったと思っています。先生方もとても親身で休学して留学したのですが、快く送り出してくださり、日本に帰ってからも休学期間進路相談にのってくださり、話していくうちに自分のやりたいことが分かりました。本当にこの学校に入ってよかったと思っています。


東京本校 スタンダードコース 菅野 玲さん

80代半ばを過ぎてようやく見つけた学びの場

高校入学の希望を強く持ちながら、仕事の都合でなかなか実現できずにいました。80代半ばを過ぎて、「今からでも入学したい」と本格的に探し始めましたが、年齢的に入学は難しいと断られてばかり。そんな中でようやく見つけた学びの場がNHK学園です。先生方には、本当に親切に教えていただき、感謝です。特に松山東協力校担当の先生には、担当教科の理科に限らず教えてもらいました。スクーリングの空いている時間や終了後に、毎回のように質問をして、わからないところを確認していきました。NHK学園に入学して初めて勉強した英語も何とか単位修得。無事卒業しました。今は好きな歴史を楽しく学んでいます。


松山東協力校 スタンダードコース 古味 土佐男さん

ゆとりがある分、ものごとに丁寧に向き合える

NHK学園に入ってから自由な時間が増え、以前のように課題に追われる焦りがなくなりました。登校日が少ない分、担任の先生に会う機会は少ないのですが、分からないことがあれば電話やメールですぐに教えてもらうことができ安心です。NHK学園には、友達を作らないといけないというような学校独特の雰囲気がなく、それぞれに合った人間関係を作って学校生活を送ることができます。 私は一つひとつのことにていねいに向き合い、学校と学校外のことを両立しながら、関心や視野を広げることができました。社会問題を知り、自由な時間に多くの映画や音楽を鑑賞したことが今の進路の選択につながりました。


石川県立金沢泉丘協力校 スタンダードコース 内山祐花さん

不安でいっぱいだった私に、大丈夫だよと伝えてあげたい

NHK学園への転校は、体が全日制の高校についていけなくなり、休学、留年した後のことでした。1年間すら通えなかった私に、高校卒業資格が取れるのか、友達ができるか、主な不安はこの2つでした。休学、留年は、私の自信を根こそぎ奪っていったのです。そんな転校当初の不安、心配は、杞憂に終わりました。一緒にいたいと思う友達ができました。集中スクーリングが輪を広げてくれたと感じます。単位を全て取り、大学受験も経験し、進学が決まりました。先生方のサポートがなければ、成し遂げられなかったと思います。たくさんの人に感謝した3年間でした。NHK学園を選んでよかったと思います。全部大丈夫でした。大丈夫になりました。ありがとうございました。


仙台大学付属明成協力校 スタンダードコース 柄澤七菜さん

自分でも驚くほど前向きになれ、楽しい高校生活が送れた

入学する前は、ストレスによる体調不良が続き、教室に行けない日々が続いていました。そのような時に出会ったのが、NHK学園です。入学してからは、無理なく自分のペースで、英検を始めとする資格取得に力を入れたり、アルバイトを通して社会性を身につけたりと、自分でも驚くほど前向きになることができました。また、優しく寄り添ってくださった本校および協力校の先生方や、NHK学園で出会った友人たちのおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。これからも、看護師という夢に向けて、進学先で前向きに頑張っていきます。


宮崎県立宮崎東協力校 スタンダードコース 押川まゆさん

ライフデザインコース

自宅から出ることも難しい状態からAO入試で大学に進学

中3の時から、心理的なことがきっかけで体調を崩し、最初に入学した高校を退学。当時は家の近くのコンビニエンスストアにも行けない状態でしたので、1年次はほとんど家で勉強を進められるDo it(現ライフデザイン)コースに翌年改めて入学しました。体調不良の原因から距離を置いたこと、高校講座の視聴やネット授業が中心で学校に行くストレスがなくなったことで2年次の後半になると、徐々に体調が良くなってきました。担任の先生に大学のオープンキャンパスのことを教えてもらって足を運んだのがきっかけでAO入試への挑戦を決意。無事合格し、充実した大学生活を送ることができました。将来は文章を書く仕事がしたいと考えています。


東京本校 Do it(現ライフデザイン)コース 吉田 望愛さん

「自分のペースで無理せず」のことばに心を落ち着けて取り組めた

起立性調節障害で朝起きて学校へ行くことが難しかったため、1年次の登校の機会が少なく、午後から始まるライフデザインコースへの入学を決めました。 最初の1年は一人で勉強を進めるのに難しさを感じましたが、毎月配信される学校からの便りに「自分のペースで無理せず」と繰り返し書かれていたので、 「たまに休みながらいけばいい」と心を落ち着かせることができました。 家にいながらにしてネット上で同じ学年の人たちの意見を聞くことができたのも刺激になりました。 スクーリングのたびに先生に進学や勉強の相談をし、追手門学院大学に一般入試で合格することができました。


近畿 ライフデザインコース 綱 真那心さん

楽しい思い出がいっぱいのNHK学園

中学生のときにクラスの中で距離をおかれたことがきっかけで教室にも入れなくなってしまいました。高校では頑張ろうと思っていましたがペースが戻せず、NHK学園のDo itコース(現ライフデザインコース)に入学しました。最初は不安で不安でしようがなく、スクーリングも母に一緒に教室に入ってもらっていました。でも、クラスの子が話しかけてくれたのがきっかけで親しくなり、そこからは高校生活を楽しく送れて、卒業する頃には、友だちだけで修学旅行に行くぐらいになりました。一番の思い出は、3年次の時の最後の学園祭です。みんなで何をするか悩んだり、「お揃いのパーカーを着よう」ということで買いに行って、どういうデザインにするか、チラシは誰が書くか、とか、みんなで話し合えたのが楽しかったです。当日もたくさんお客さんが来てくれて、すごく楽しかった思い出です。卒業後は、保育の専門学校に進学。保育士をめざしています。


東京本校 Do it(現ライフデザイン)コース 石鉢 優花さん

NHK学園なら自分に合った方法で勉強が進められる

僕は自閉症です。僕には、ネット学習がとても合っていました。ADHDもあるので、集中することが難しいですが、授業で聞き逃してしまっても何度も繰り返し再生して聞くことができるので内容を理解することができました。また、勉強のスケジュールを自分で組めるので、1週間・1日の中でどのように取り組むのか、無理のないペースで計画を立てて進めることができました。わからないことは、メールで先生に質問を送ればていねいに返答してくれます。スクーリング回数は多くなく、苦手なコミュニケーションが必要な機会が少なく、圧迫感のない雰囲気の中で無理なく参加できました。字を書くのも苦手ですが、試験はパソコンで受験することができ、助かりました。NHK学園なら、皆さんも自分にあった方法で勉強が進められるのではないでしょうか。


東京本校 ライフデザインコース 青木 皓人さん

生活するのは楽しいと教えてくれた

私は人の中にいるのが苦手で、最初は試験は個別で受けていました。3年になって、みんなのいるところでがんばりたいと思うようになりました。生活実習で運動や料理をやるキッカケができてよかったです。最後のホームルームでは最後だなと思って涙が出るくらいさみしかったです。メディアコミュニケーションでは、チャットで発言するって、こんなに楽しいんだなと思いました。不登校だったのに、みんなの中に入れて、「生活するのは楽しいんだよ」っていうのを気づかせてくれたり、「長続きは大切」「人は大切」「勉強は楽しい」「みんな優しい」「人の中にはい入るのも意外に大丈夫だよ」など教えてくれた、とてもいい高校生活だったと思います。


東京本校 ライフデザインコース 内藤佳奈美さん

スクールカウンセラーとの出会いで開けた進学の道

私は聴覚過敏で騒がしいところが苦手です。それが原因で、小中学校は学校へ行けませんでしたが、NHK学園はみんな落ち着いていて、騒がしさを気にすることなく登校できました。大阪夕陽丘協力校のDoitコース(現ライフデザインコース)は午後からのスクーリングなので、和歌山の実家からでもゆとりをもって通うことができたことも大きいです。卒業後は筑波大学情報学群に進学します。これも、通学制の大学への進学に不安のあった私の相談に乗って、背中を押してくださったスクールカウンセラーとの出会いがあってこそです。


大阪夕陽丘協力校 ライフデザインコース 堀口楓佳さん

登校コース

先生たちの力を借りて一般入試で第一志望合格

進路志望を具体的にしたのは3年次の夏前です。Z会を中心に受験勉強を進めていましたが、 模試の結果を担任の先生に見てもらって、勉強の進め方のアドバイスをいただいたり、 水曜日の放課後には英語科の先生にいろいろな大学の過去問をもとに厳しい実践指導をしてもらったり、 先生方の力を借りながら進めました。一般入試での受験で、最初は地に足が着いていないぐらい緊張しましたが、 徐々に落ち着き、第一志望へ合格できました。


東京本校 登校コース 高橋 悠真さん

「先生方に支えられ、さまざまなことに挑戦した3年間」

入学前、体調不良の中で勉強についていけるか、将来はどうなるのか、不安でいっぱいだった私の話をNHK学園の先生が親身になって聞いてくれました。 「ここなら夢がかなえられるかな」と光が見えたようでした。 入学後は安心を得て、さまざまなことに取り組む意欲が湧いてきました。豊かな友人関係にも恵まれました。 NHK学園の友だちは、仲は良いけれども、「その人はその人」と認めて立ち入らない。居心地がいいです。 3年次には「青少年読書感想文全国コンクール」(全国学校図書館協議会・毎日新聞社主催)で毎日新聞社賞をいただきました。 他にも短歌や英語のレシテーション、エッセイのコンクールに挑戦したり、書作品を出品するなど先生方の指導やアドバイスを受けて さまざまなことに挑戦できた充実の3年間でした。


東京本校 登校コース 江口 晴香さん

先生や友だちとの関わりを通じてさまざまなことに挑戦

体調不良で休みが続き中学の途中から学校へ行っていませんでした。体力的に毎日の登校は難しいと感じて登校コースを選びました。NHK学園は話しやすくて、おもしろい先生ばかり。クラスはみんなでいるのが楽しい人、一人で過ごしたい人、どちらも満たされる雰囲気です。何かに積極的にチャレンジをするタイプではないのですが、NHK学園でいろいろな先生や友だちと関わる中で考え方が変わったと感じます。担任の先生は一人ひとりをよく見ていてくれて、自分に合ったチャンスを与えるなど的確なサポートをしてくれます。将来は中学の社会科の先生になりたいと考えています。志望校の受験にむけて英語検定にも挑戦したいので、英語の先生のアドバイスを受けながら勉強しています。


東京本校 登校コース 風間裕太さん

生徒目線で接してくれる先生たち

中学校ではみんなと少しでも外れると疎外される空気があり、学校が嫌で休みがちでした。中学の担任の先生のすすめでNHK学園の学校見学に来たときに感じたのは、先生方が学校目線ではなく、生徒目線で接してくれることです。学校らしくない自由な雰囲気が気に入りました。週3日の登校で学校に行くことを習慣化させたい、友だちを作りたいと思って登校コースに入学。最初は不安もありましたが、クラスでも部活動でも友だちの輪が広がり、NHK学園に入ってよかったと心から感じています。1級自動車整備士になりたいという進路も見据えて、3年次からはスタンダードコースに移り、勉強時間を確保したいと思っています。


東京本校 登校コース・スタンダードコース 須﨑 優翔さん

メリハリのついた生活ができる

陸上部に所属しています。部活動は水曜日と土曜日です。水・木・金の週3日の登校のほかに、土曜日は部活動のために学校に来ています。陸上部は力がつきながらも飽きないように先生たちが工夫したメニューを組んでくれて、楽しいです。放課後は陸上部やクラスの友だちと集まって話したり、遊んだりするのが楽しみ。学校のない日もゲームを一緒にやったりしています。レポートは一気に集中してやることが多くて、自由な時間にアルバイトをするなどメリハリをつけた生活ができるのが気に入っています。


東京本校 登校コース 阿曽 弘泰さん

保護者の声

寄り添ってくださった先生方に心からの感謝

入学を決めた理由の一つが、ライフデザインコースではしんどくなったら廊下に机を出して授業を受けることができるということでした。実際登校してみると、娘にとっては穏やかな空気が流れる教室だったので無理なく教室で過ごせました。大学受験の際は、具体的な勉強法やこころの持ち方などすぐに相談に乗っていただけて娘も心強かったと思います。先生方がいつも寄り添い励まし続けてくださったおかげで、卒業するころには主体的に物事に取り組めるよう成長していました。

ライフデザインコース 西原千晴さんの保護者

寄り添い励まし、導いてくださるNHK学園の先生方

4人の娘は全員中国・四国集中スクーリング生。現在、末の娘が在学中です。学習への取り組み方は四人四様ですが、自ら計画を立てて軌道修正しながら進めるのは、どの子にも共通しています。その中で自分の傾向や問題点を知り、対応策を身につけるのは社会で必須のスキルです。先生方は都度相談に乗り、細やかに対応してくださいます。どんな場合にも、見放すことなく、寄り添い励まし、導いてくださいます。親からの言葉よりも先生がくださるひと言が奮起するきっかけとなりました。異なる個性を持つどの子にも適した方法を見出すチャンスがある。それがNHK学園の学習だと思います。

スタンダードコース 尾坂紗綾さんの保護者

入学後初の三者面談で安心してお任せできると確信

前籍校では、授業中におしゃべりをしている生徒がいても先生が注意する様子が見られないなど、娘の学びたい気持ちに対して環境が整っていないと感じました。転入学先を探した結果、娘のペースで学べると感じたNHK学園に2年生で転入学。入学した年の7月の三者面談では、担任の先生が親の見抜けないところまで娘のことを把握してくれているのを感じ、安心してお任せできると確信しました。明るく気さくな先生で、「葵はもっとこうしたらいいよ」とアドバイスしてくれるので、娘も本当に頼りにしています。途中からの入学で、本人も最初は構えていましたが、今は一緒に過ごせる仲の良い友達もでき、意欲的に学んでいます。

スタンダードコース 宮崎 葵さんの保護者

ありのままを受け入れてもらえる居場所

娘は幼い時から感受性が強く、中学の頃から集団の中で居心地の悪さを感じるようになり、高校に通えない日が続きました。「次はマイペースで学べる通信制」と決めて他校も検討しましたが、学費が高かったり、登校が頻繁だったり、宿泊を伴うなど、希望に合いませんでした。NHK学園は登校の負担が少ないので欠席せずに通えています。学校や好きなことを通じたコミュニティなど、ありのままを受け入れてもらえる居場所ができ、明るくなりました。私が主催するダンスカンパニーの舞台を手伝う中で、コロナ禍でも応援してくださる方があること、そうした絆が舞台を作り上げていることを知り、裏方の仕事に惹かれたようです。今は、照明の勉強をしたいという目標に向けて準備を進めています。

スタンダードコース 日下部 京さんの保護者

3年間で人と関わることの大切さを知りました

中学2年の初めに不登校になった息子は何も目標がなく、成績もつかないまま、中学校を卒業することになりました。高校生になって欲しいと私が決めた進路はNHK学園のライフデザインコースです。
緊張して自信がない息子に先生方は 無理はせず、マイペースでいいと、登校するたびに声を掛けてくださいました。そのうちに、先生にメールで質問したり、笑顔で話をしてくれるようになりました。
NHK学園の卒業を迎えるにあたり、自分で決めた進路は通信制の大学です。NHK学園での3年間で、息子は人と関わることの大切さを、私は見守ることの大切さを、改めて考えることができました。

ライフデザインコース 榎本 竣介さんの保護者

特性をよく理解して対応してくれた担任の先生に感謝

娘は人の中にいること、話すことが苦手なので、スクーリングの時間や回数が少ないこと、親が同席していいこと、試験を別室で受けられることなどからNHK学園のライフデザインコースを選びました。ネットホームルームでは、先生たちが高校生の時のこと、趣味のこと等を、とても楽しく話してくれたので、親子で毎回楽しく観ていました。チャットで、あいさつや返事をしたりすることは、人の中にいることと話すことが苦手な娘にとって、その場にみんなと一緒にいる感覚を味わうことができる貴重な機会だったと思います。
担任の先生が一人ひとりの特性をとてもよく理解して接して対応してくれたので、少しずつ色んなことができるようになって、とても満足のいく高校生活を送ることができました。NHK学園を勧めてくれた方々や、担任の先生たちにとても感謝しています。

ライフデザインコース 内藤 佳奈美さんの保護者

諦める前にNHK学園の先生方と話をしてみてほしい

自閉症、ADHDであり、社会のシステムの中で困難の多い息子ですが、学習を進めながら学問ではない力を得ることは多く、自分のペースで成長できたことは、本人だけでなく母としてもとても嬉しかったです。NHK学園の先生方は、彼の困難に向き合い、解決策を一緒に探り提示してくださいました。これからにつながると感謝しています。困難が多くても、学び成長する場にたどり着けた私たち母子はとても幸運でした。もっともっとこの経験がひろがっていけばよいな、諦める前にNHK学園の先生方とお話ししてみてほしいです。

ライフデザインコース 青木 皓人さんの保護者

友だちから学び、学校生活を楽しむ居場所に出会えた

週3日の登校では、授業を受けて、お友だちとおしゃべりしたり、学校行事を楽しんだり、先生に質問をしたり、進路について相談したり、と学校生活を楽しんでいます。また、写真部、学習グループ(生徒の自主的な学習のための集まり)、中国語同好会と課外活動にも積極的に参加しています。同級生たちはそれぞれの理由でNHK学園を選んで、自分なりの生き方をしていて、すごい子がいっぱい。全日制に通っていたら出会えなかったお友だちから多くのことを学びながら、自分のペースで高校生活を送っています。娘のように、友だちや先生と交流を深めたいお子さんや授業を受けて学習ペースをつかみたいお子さんには、登校コースはきっといい居場所になると思います。

登校コース 村田 礼於奈さんの保護者

心の支えとなる先生に出会い、進学を見据えて前進

2年次からネット学習コース(現スタンダードコース)から登校コースに変更しました。1年次の後半から本人の進学への意識が高まる中で、学習サイクルを作り、先生方との関係を築きたいという思いが強くなったのが理由です。一番大きな収穫は、心の支えとなる先生と出会えたこと。息子は自分から人とかかわっていくタイプではなかったのですが、2年次の担任の先生には、進路や悩み事などいろいろな相談をしています。校内のいろんなところに居場所があるのもいいですね。図書館のほかにも勉強できるスペースがあり、自習をしていると先生方が声を掛けてくれるそうです。わからないところも気軽に質問できて、進学の目標に向けて、登校コースにして正解だったと思っています。

登校コース 清水 麟太郎さんの保護者

指導にあたる教職員から

みんなと過ごしたい人も、自分のペースで過ごしたい人も、居心地のいい学校

「通信制の高校で友達はできますか?」という質問を多くもらいます。入学したばかりの時期は、なかなか自分から話しかけづらく、不安だと思います。でも大丈夫です!! 体育のスクーリングで偶然ペアになったことから友達になったり、ホームルームをきっかけにクラスメイトと一緒に休み時間を過ごしたり、お昼ご飯を食べたりしています。担任もホームルームでみんなが知り合える工夫をしています。生徒たちを見ていると、限られた登校日数であるからこそ、ちょうどいい距離感でお互い過ごすことができると感じます。


英語科担当 佐藤 佑哉

自らが愛せる人生を生きる礎となるように

「自分の生きる人生を愛せ 自分の愛する人生を生きろ」レゲエ歌手ボブ・マーリーの遺した、私の大好きな言葉です。NHK学園には、時間も空間もそして将来の進路にも「枠」がありません。自分の望む形で学校生活を過ごし、将来に向けて、自分自身のために準備ができます。私たち教員は、この場所で出会えた生徒が、“いま”も、そして“将来” にわたっても自分の人生を愛し、一歩一歩進んでゆくことができるように、様々な仕掛けを設け、杖となって応援していきます。お会いできるのを楽しみにしています!


地歴公民科担当 中島 里佳

「N学の先生」として

自分の意見をはっきり言える人、人前で話すことは苦手だけれど文章で表現することが得意な人、自分の考えに気がつくのが苦手だけれど素直でいられる人。担任を務めるクラスでは、毎年いろんな生徒と出会います。直接会ってのお話はもちろん、メール、電話、手紙など、いろんな手段を使って、「ここぞという時」に一人ひとりと交流しています。ある人とは月に1回。またある人とは、毎日の時期も。学習という機会を通して、一人ひとりに、ちょうどよく、安心や刺激を与える存在になれればと思っています。


地歴公民科担当 岩渕 早秋

自分自身の学び方を見つけましょう

NHK学園には多様な立場、生き方で学んでいる生徒が多くいます。その分、考え方や感じ方もそれぞれです。だからこそ、学習のペースづくりなどは“誰かに合わせて” ではなく、自分自身で工夫して、自分のペースで一歩ずつ前進していくことが大切です。月1~2回のスクーリングでは、教科書に載っていないことを学ぶ機会もあります。正解がわからなくて迷ってしまったときには声をかけてください。「こうした方がいいよ」ではなくて、「こんな方法もあるのかも」といくつかの選択肢を一緒に考え、見つけられたらと思っています。

理科担当 清水 由美子

教室は間違えたり失敗したりして学んでいく場所

「教室は間違うところだ。」私が小学校で教えてもらった言葉です。NHK学園では、苦手な人が多い数学も間違えたり前に戻ったりしながら、少しずつ理解して中学までの内容を復習する科目を用意しています。また、最初から予定していた通りに登校できなくても、まずは1時間学校にいることができたら自分を褒めてあげましょう。少しずつできることを増やしていけば、いずれ難しい問題も解くことができ、休まずスクーリングに参加できるようにもなります。一緒にいっぱい間違えて、成長していきましょう。

数学科担当 今西 智輝

生徒のことを一緒に考える「協力者」だと思ってください

保護者の方の最大の悩みは「子どもにどう接するか」だと思います。どこまで手や口を出し、どこをひっこめるか。生徒や状況はそれぞれ異なるので、正解はありません。カウンセラーとして担任をはじめとした先生たちと生徒のことを相談することも多いですが、本当に生徒のことをよく見て、その特性を理解しながら、臨機応変に対応していると感じます。保護者のみなさんには、私たちを生徒のことを親身に考えながら、いい方向へもっていく方法を一緒に考え、試行錯誤する「協力者」だと思っていただけたら、と思います。


スクールカウンセラー 定形 光

小さな一歩は自信、そして成長につながる

ライフデザインコースの生徒は実に個性豊かで、高い能力を有している人も少なくありませんが、大人数での作業や、集まり自体が苦手で自分に自信がなく、自分から発信することができない人がほとんどです。だから私は、いつも肯定的な言葉を発するよう心掛けています。何か発信してみようと思った時にそのハードルを低くしたい。安心して自分が思っていることを表現してよいと伝えたいのです。そしてみんな、少しずつできることが増えていきます。それが小さな自信につながり、自信は成長につながっていきます。

数学科担当 村越 敏史

NHK学園には「学校」のイメージを取っ払って入学してください

多様な立場、考え方、生き方を認めることが必要な時代になりました。NHK学園にもいろいろな環境で育ち、学習する生徒がいます。そういう意味では、同じような制服を着て同じような年代の生徒が同じようなことを考えて生活している全日制の生徒よりも、自由な発想、自由な考え方を持っているNHK学園の生徒は、話をしていても面白く感じます。もちろん卒業後の進路もいろいろです。「学校」というものに対するイメージを取っ払って、全く新しいところに行くんだ、という気持ちでNHK学園にお越しいただければいいな、と思います。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

国語科担当 桑原 慶子