中学生の方へ

NHK学園の学習の中心は、「NHK高校講座」の視聴と、オリジナルのネット学習システムを通じたレポート学習です。番組のプロが制作する「NHK高校講座」はアニメや実験など理解を助ける工夫が満載。NHK学園生が使用する教科書に沿って制作されているので勉強が進めやすいです。こうした充実した自宅での学習内容が評価され、通信制高校の中でも単位認定のために必要なスクーリング時間数が少ないのがNHK学園の大きな特徴です。
国内外での移動が多くても、「いつでも、どこでも」学べるため、スポーツ、芸術などの分野で自分の道を追究している生徒も多く学んでいます。

「通信制の高校で、子どもが学習管理できるか不安」というご相談をよくいただきます。通信制高校では科目ごとのレポートの提出やスクーリングの出席などが単位修得のために必要です。レポートの締切やスクーリングの出席状況を自分で確認しながら進める必要があります。
NHK学園生の場合、ネット学習システムのマイページにアクセスすれば、学習の進捗状況が一目瞭然。全ての情報がネット学習システム上に集約されているので、管理もラクラク。卒業生からは「NHK学園で身についたスケジュール管理能力は一生の財産です！」という声も多く聞かれます。

NHK学園の自慢は教員力。さまざまな経験をしてきた生徒を数多く卒業生として送り出して来た経験豊富な先生が、一人ひとりの生徒と真摯に向き合い指導しています。最終的に目指すのは生徒自身の自立です。生徒の主体性を大切に、その取り組みを後押ししていきます。

「学ぶ意志を持つ全ての人に学ぶ機会を」というモットーのもと、2004年に文部科学省の「研究開発学校」に指定され、その後「不登校特例校」として現「ライフデザインコース」の前身となる不登校経験者向けコースを設置。以来、不登校生に学びの場を提供してきました。在籍する不登校経験者は「ライフデザインコース」に限りません。が、さまざまな経験を持つ生徒たちと、経験豊富な先生たちの醸し出すNHK学園独自の雰囲気が、これまでの学校で馴染めなかった生徒も「ここならば平気」と新しい一歩を踏み出す後押しになっています。

「高校の勉強についていけるか心配」「中学校までの勉強の復習から始めたい」－そんな生徒もサポートします。積み上げ型で習熟度に差が出やすい「数学」と「英語」は、これまでの勉強のふりかえりから学習を始める入門科目を設置。この入門科目の単位も卒業認定のために必要な単位数として認められます。

学費は年度ごとに2回の分割納入。1回目は年度当初（入学時）、2回目は年度途中の支払いです。就学支援金の申請で家計への負担がより軽減されます。就学支援金の申請をされた場合、2回目の支払いは翌年1月（就学支援金の申請のない場合は同年9月）となります。また、就学支援金や都道府県の奨学金制度等との併用可能な独自の「N学奨学金制度」も用意しています。制服や体育着等の学校用品の指定もありません。