沿革

NHK学園は、世代を超えて学ぶ喜びと感動を提供し、
こころ豊かな社会の実現に貢献しています。

学校法人日本放送協会学園(当時)が誕生したのは昭和37(1962)年10月。 以来、放送を教育に利用する通信制高等学校として、全国で80,000人以上の卒業生を送り出してきました。

初代校長の森戸辰男(元文部大臣)が提唱した「終生学習」の理念に基づいて始めた生涯学習通信講座では、今までに延べ600万あまりの人が学んできました。 また、高齢化社会に対応して、介護福祉士や社会福祉士を養成する課程を開設し、今までに約39,000人が修了しています。

このように社会のニーズと期待に支えられて、NHK学園は高等学校、福祉教育、 生涯学習の3つの分野を持つ総合的通信教育機関に発展してきました。しかし、今、 時代は激しく変化しています。進展する少子高齢化や情報と通信の融合、 経済や社会基盤の急激な変革、そのいずれもがNHK学園の将来に大きく関わってきます。

こうした変化に対応するため、NHK学園はネット学習の導入をはじめ、 さまざまな取り組みを行い、「人々から支持される確かな存在」となり得るための基盤を強化しています。

そして、今後も「学習者第一主義」のもと、“世代を超えて学ぶ喜びと感動”を提供し、 次代に生きる力を育む教育文化事業体として、こころ豊かな社会の実現に貢献してまいります。

1962 創立

10月1日
学校法人日本放送協会学園(当時)の設立について
東京都知事の認可
理事長に阿部真之助(NHK会長)就任

初代理事長 阿部真之助

初代理事長
阿部真之助

1963 開校

4月1日
NHK学園高等学校開校
校長に森戸辰男(元文部大臣・元広島大学学長)就任
全国で69校を協力校として委嘱

初代校長 森戸辰男

初代校長
森戸辰男

1975 生涯学習講座開講

6月3日
社会通信教育部発足(生涯学習通信講座開講)

生涯学習講座開講

1988 福祉教育開始

地域社会で活躍する福祉ボランティアの育成をめざし、
社会福祉の理論と実践を学ぶ「専攻科 社会福祉コース」開設。

福祉教育開始
福祉教育開始

2001 社会福祉士養成課程開設

国家試験受験資格を得られる厚生労働省認可の
通信制社会福祉士養成施設として開設。

社会福祉士養成課程開設

2004 ネット学習導入・不登校向けカリキュラム設置

4月1日
高等学校普通科、ネット学習(eラーニング)の本格導入
文部科学省「研究開発学校」に指定される
不登校生に対する特別教育プログラムの開発
と実践に取り組む

ネット学習導入・不登校向けカリキュラム設置

2011 海外からの入学受け入れ開始

4月1日
高等学校普通科、「海外eコース」実施

2015 多様化する高校生活へのニーズに合わせたコース展開

4月1日
高等学校普通科、東京本校にて週3日通学する
「登校コース」開設

多様化する高校生活へのニーズに合わせたコース展開

2022 みつけて夢、かなえて未来

10月1日 創立60周年を迎える