通信制高校とは

通信制高校のしくみ

高校卒業認定の条件

通信制高校に限らず、高校を卒業するには、

  • 3年以上の高等学校への在籍
  • 74単位以上の修得単位数
  • 必修科目の履修
  • が条件です。
    しかし、実際には各学校独自のカリキュラムがあり、全日制の学校では、一週間の時間割のコマ数で単位数は決められているので、ある教科が一週間に4時間あれば、4単位となります。月曜から金曜まで6時間授業、土曜日に4時間授業が組まれていると、合計で34単位になり、一日に7時間組むと39単位となります。40単位以上を組んでいる学校もあります。
     
    通信制高校の場合、

    • 特別活動の30時間(3年間合計)以上の出席

    が条件に加わります。
    特別活動とは、社会性や個性を育み、心身の成長を促すための集団活動です。具体的には、ホームルーム活動や運動会、文化祭などの学校行事などが挙げられます。

通信制高校と全日制・定時制高校のしくみ比較

通信制・全日制・定時制のしくみを比較してみましょう。それぞれの違いを確認し、学校選択の判断にお役立てください。

通信制高校と全日制・定時制高校のしくみ比較

 

通信制

全日制

定時制

修業年限

3年以上

3年

3年以上

学習制度

単位制

学年制/単位制

学年制/単位制

学歴

高校卒業資格

高校卒業資格

高校卒業資格

学習方法

教科書やネットでの自習・一斉授業・個別指導の併用
レポート作成

一斉授業が中心

一斉授業が中心

登校日数

月数回、年4~5日の集中登校、週5日、土日のみなど多様

週5日もしくは6日

週5日もしくは6日

通学時間帯

朝~夕方
※午後からなど自由度が高い

朝~夕方
1日5~8時間

朝~、昼~、夕方~
1日4時間程度

通信制高校が選ばれる理由

通信制高校が選ばれる理由

修得単位数も特別活動への参加も、全日制や定時制と比べて少ないけれども、卒業した時の高校卒業資格は同じ。ですから、夢や目標のためにより多くの時間を使いたい人、仕事やアルバイトとの両立をしたい人、そして、学業分野にとらわれない広い視野をもって自分の好きなことを探したいという人に適したスタイルとして評価されているのです。
 
ほかにも、不登校を経験し、登校の機会を少なくしたいと考える人、障がいや持病のために登校日数を抑えたい人、起立性調節障害などにより毎朝起きて登校する負担を減らしたい人など、実に多様な人々が<通信制高校>という学び方を選択しています。