NHK学園ならではの科目
コミュニケーションスキル
知識とコツを理解して、実践することで着実にコミュニケーション力を養う
「必要な知識」と具体的な「技術とコツ」を身につければ、自分も相手も心地よいコミュニケーションはできるもの。人の感情の動きに注目しながら、日常生活によくある場面を想定して「練習と実践」を繰り返して学びます。コミュニケーションが苦手な人も得意な人も楽しい学習で、卒業後に社会でさまざまな人と関わり、一緒に物事を進めるコミュニケーション力を磨きます。
学習方法
いつでも、どこでもコミュニケーションが学べる学習コンテンツとして法政大学心理学科教授の渡辺弥生先生監修のもとに開発したテキストと、動画・レポート(ネット学習サイト内)で学びます。心理学でその効果が認められてきたエビデンスをもとに以下の流れで取り組みます。
ステップ1
インストラクション(説明、理解)
そのスキルがどのように役立つのか、学ぶ目的などを理解します。
ステップ2
モデリング(観察学習)
動画のモデルを見て、具体的にはどのようにすると良いのか、そのコツを学びます。正解は1つではありません。モデルを例として、自分に合った表現を考えます。
ステップ3
リハーサル(練習)
学んだことを実際に声に出して何度も練習します。はじめは照れ臭いかもしれませんが、自分の表現のクセにも気がつける効果的な方法です。できれば身近な誰かに聞いてもらう、見てもらうといいですね。
ステップ4
フィードバック(打ち返しをもらう)
もし見ていてくれる人がいたら、良かった点、気になった点を言ってもらいます。また、動画のアドバイスを受けて自分でも振り返ってみます。
ステップ5
チャレンジ(般化)
まずは、レポート課題(ネット学習サイト)に取り組んで提出します。臨床心理士・社会福祉士など、心理・福祉に携わる講師がレポートの添削指導を行います。そして、日常生活の中で実際にそのスキルを使ってみて、自分のものにしていきます。
監修
渡辺弥生
法政大学心理学科教授。専門は発達心理学、学校心理学。対人関係などのスキルを身につけることによって、学校などの社会生活を円滑に営んでいくことに役立てるソーシャルスキルトレーニングについて豊富な臨床経験を持つ。著書多数。
学校関係の方など、
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学校外学修科目「コミュニケーションスキル」係
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