【NHKリレー講座】第2回開催「気象予報にチャレンジ!!」 

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2025.10.01

NHK学園ではさまざまなテーマについて知り、考える機会を全国の生徒にオンラインを通じて提供しています。社会で求められる思考力や判断力を養う機会、そしてその前提となる知識や常識を知る機会として重要視しています。社会で求められる力は大学入試でも問われます。とりわけ、総合型選抜においては、重要視される力です。

そして、NHK学園では、2026年度からそうした機会を一層多く得たいという生徒向けに、プラスアルファの経験を積む<キャリア&コミュニケーション>を展開します。今回のリレー講座は、そのための研究の一環でもあります。

NHKグローバルメディアサービスの山田慎也チーフプロデューサー

NHKグローバルメディアサービスの山田慎也チーフプロデューサー

9月18日に行われた第2回は、 NHKの報道、ユニバーサルサービス、デジタル展開を担うNHKグローバルメディアサービスの山田慎也さんを講師にお迎えし、「防災・天災の最前線、気象情報を支える現場」についての講義を行いました。

対面とオンライン形式で実施し、オンライン参加者はリアルタイムで意見や感想を投稿。共有しながら進めます。

講座は、NHKのニュース内で伝える気象情報を制作するNHK報道局 災害気象センター 気象班の仕事について、気象キャスター、デスク、PD(プログラムディレクター)の役割の説明から、気象情報がどのように制作されるか、具体的な時間の流れに沿って説明がありました。

 

 

 

また、対面参加者は、グループに分かれ「気象情報を作ってみよう!」というワークショップに挑戦。
用意してある画面を自由に構成し、気象情報風な文章を考えて、キャスター役とPD役で発表を行いました。
発表を見たオンライン参加者からは、「気象用語がうまく使われていてわかりやすかった」「本物の気象予報のようでした」などの感想が寄せられました。

最後に山田さんは、気象情報が命を守る行動に移してもらうために重要であり、正確に情報を伝えることが大切だと強調され、予報士だけでなく、裏方となるデスクやPDが同じ目的意識を持って日々の情報を作り上げていると話されました。

今回もNHKで働く人の話を聞き、生徒たちのさまざまな面での学びにつながるきっかけになったことと思います。
次回の講座での生徒たちの反応も楽しみです。