自分を知り、未来を知るための<学びみらいPASS>説明会

  • 全国

2024.09.19

9月13日(金)に今年度<学びみらいPASS>を受けた生徒向けに、結果シートの見かたと内容についての説明を行いました。東京本校音楽室でのリアル説明会のほか、全国の生徒にオンラインで配信しました。
これからの時代、多くの知識を持つことよりも、知識やデータを活用して課題を解決力こそが重要です。<学びみらいPASS>はそのためのジェネリックスキルの判定、個人の生活習慣やスタイル、意識の数値化、適した職業や学問領域の診断から成ります。

説明は、ジェネリックスキルの判定部分を中心に行われました。

 

リテラシーとコンピテンシー

ジェネリックスキル(※ジェネリックとは一般的という意味)として取り上げるのは、リテラシーとコンピテンシーです。
「リテラシー」とは「考えて何とかする力」。情報を収集したり分析したりする力です。
「コンピテンシー」は「直面した状況を何とかするために行動する力」。

対人基礎力として、親和力・協働力・統率力
対自己基礎力として、感情制御力・自信創出力・行動持続力
対課題力として、課題発見力・計画立案力・実践力
と分けて判定が出ます。

講師から話があったのは、リテラシーもコンピテンシーも使えば使うほど伸びる力だということ。結果を見て、低い力を直そうとするというより、伸ばしたい力を決めて、どうやって伸ばすか、実行の仕方を考えようというアドバイスがありました。

最後に紹介があったのが「1.01の法則」と「0.99の法則」。
1.01を365乗すると37.8に、0.09を365乗するとなんと0.03になります。毎日少しずつでも努力を続けるのと、続けないのとでは1年後に大きな差を生むことを物語っています。

<学びみらいPASS>は毎年実施しますので、1年後に自分の成長が感じられるのもいいところ。生徒たちの1年後の成長が今から楽しみです!