10月17日 広島国泰寺協力校 特別活動
- 中国・四国
2021.11.01
「広島のど真ん中を歩こう!~Hiroshima Peace Walking~」

10月17日(日)爽やかな秋風に背中を押されて、「秋の行事」であるフィールドワーク&ウォーキングが行われました。34名の参加者は、広島市の中心部を平和について学びながら歩きました。
生徒の皆さんは、スマホのアプリを利用し、現在地が80年前の広島市からどのように変化しているのかを確認しながら、様々な発見をした1日になりました。
参加した生徒からは次のような感想が寄せられました。
「現在の街並みに、過去の街並みが少し現れていて面白いなと思いました。原爆についてきちんと学んだのは初めてだったのですが、過去の原爆を経験された方々の辛さは計り知れないものだろうし、知れば知るほど胸がいたくなりました。自分と同じぐらいかそれよりも幼い子たちが働かされていたなんて、今思うと信じられないです。」
「平和大通りは私たちと同年齢の子供たちの手によって行われた建物疎開で大通りになったことを初めて知りました。・・・赤レンガ倉庫をはじめ、建物の老朽化が進み、この先なくなるかもしれない。・・・次の世代に戦争の歴史について、原爆の恐ろしさについて少しでも多くの情報、事実を伝えることが私たちにできること、使命だと感じました。」
「昔の地図を参考にしながら学習できて楽しかった。普段行く機会のない場所にたくさん行けて、貴重な経験になった。昔は、平和大通りが無かったり、並木通りが川だったりしたことを初めて知りました。原爆のことを知る場所と言えば平和公園が有名ですが、それ以外にもたくさんの場所があることがわかりました。」