卒業生・伊達悠太さん出場!鈴鹿8時間耐久ロードレース観戦報告

2022.08.23

2022 FIM世界耐久選手権 "コカ·コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース

「2022 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース  第43回大会」が8月4日(木)~7日(日)に三重県鈴鹿サーキットで行われました。現地には伊達悠太応援団長の中松滋先生が応援に行きました。中松先生からの報告です。

 

行ってまいりました<鈴鹿8耐>!なんと!我らが卒業生の伊達悠太くんが「AKENO SPEED YAMAHA」チームの第1ライダー(エース)として出場しました。レースは1チーム2~3名で、世界耐久選手権を争うEWCクラスと改造範囲が狭く、市販車の状態に非常に近いSSTクラスの2クラスの混走で全45チームで争われました。そのうちSSTクラスは13チームです。
予選での伊達くんは15番手のタイム(SSTクラスでは2位!)を出すも、チームの平均タイムで24番手のスターティンググリッドとなりました。
決勝は8月7日11:30開始。伊達くんはスタートライダーを務めました。レース中いくつもの波乱がありましたが、伊達くんのチームは順調にライダー交代を繰り返し7時間を経過した時点では総合14位、SSTクラスでは2位まであがっていました!

最後のライダー交代。最後を走るのは我らが伊達くんです。ピットではヘルメットを装着し準備万端。とその時、グランドスタンドのスクーリーンにAKENO SPEED YAMAHAのマシンがコース外に横たわっている衝撃映像が映し出されました。後ろから来たマシンに追突されたのです。マシンは大破。乗っていた第3ライダーもオフィシャルに連れられコースの外へ。絶体絶命の状況でした。マシンはオフィシャルの手でピットに戻され、そこでピットクルーによるマシンの修復が行われました。そして、レースも残り15分あまりになった時、伊達くんマシンのライトが光りました。なんと、短い時間でマシンを修復し、伊達くんが乗ってコースに戻ったのです。グランドスタンドは割れんばかりの拍手に包まれました。

結果はトップから26周遅れの27位完走でした。アクシデントはあったものの、最後までレースが出来て本当に良かったです。伊達くん、ナイスライディング!これからも応援しています。