ラリーの世界最高峰 WRCチャンピオンをめざして!今春から拠点を海外に移し、新しい舞台に挑む
- スタンダードコース ベーシック
東京本校
スタンダードコース
箕輪 大也
2026年度から北欧に拠点を移し、育成プログラムに参加して、欧州内のラリーに参戦していきます。実績を積み重ね確実にステップアップして、ラリー選手権で優勝することが目標です。
(2026年5月掲載)
(2026年5月掲載)
D1グランプリやFDJフォーミュラジャパンなどで活躍中の慎治氏を父に、同じく女性ドリフトドライバーとして活躍する昌世さんを母に持ち、両親ともに第一人者という環境で育った大也さん。
幼少期から身近にあった「※ドリフト競技」で自身も国内トップクラスの実績をもちながら、今春からラリー競技という新しい世界への挑戦を決断しました。世界最高峰の舞台で活躍するという大きな夢のため、2026年度から北欧に拠点を移し、チャレンジプログラムに参加する箕輪大也さんにお話を伺いました。
幼少期から身近にあった「※ドリフト競技」で自身も国内トップクラスの実績をもちながら、今春からラリー競技という新しい世界への挑戦を決断しました。世界最高峰の舞台で活躍するという大きな夢のため、2026年度から北欧に拠点を移し、チャレンジプログラムに参加する箕輪大也さんにお話を伺いました。
【※ドリフト競技】
車両を意図的に横滑りさせながら走行する技術を競うスポーツで日本をはじめ世界中で人気を集めています。ドリフト走行は後輪を滑らせる技術でタイヤを横滑りさせながら進行方向を調整。この技術は単にスピードを競うだけではなく、卓越した運転技術やコントロール能力が求められます
車両を意図的に横滑りさせながら走行する技術を競うスポーツで日本をはじめ世界中で人気を集めています。ドリフト走行は後輪を滑らせる技術でタイヤを横滑りさせながら進行方向を調整。この技術は単にスピードを競うだけではなく、卓越した運転技術やコントロール能力が求められます
幼少の頃から身近だったドリフトという世界
箕輪さんは幼少の頃から、レースという世界の中にいらしたとお聞きしました
箕輪さん:両親ともに、トップレベルのドライバーで現在も第一線で活躍しています。自分にとっては「ドリフト競技」は、身近な環境で、両親のサポートのもと、ごく自然に競技を始めていました。
国内の数々のレースだけではなく、箕輪さんが中学生だった15歳で、フォーミュラドリフト USAで史上最年少優勝の快挙を成し遂げ、全米が震撼したと聞いています。中学生の頃にはもうレースの世界で生きていく決意をされていたのですか?
箕輪さん:はい。自分にとっては自然な決断でした。日本とアメリカを行ったり来たりしていて、高校進学は正直迷いましたが、卒業資格は取得しておくことを勧められ、レースと学業との両立が可能なNHK学園を選択し、入学しました。
実際に入学してみて、学習ペースやスクーリングなどいかがでしたか?
箕輪さん:レポートは計画を組み立てることや見通しがつけやすいですが、スクーリングはなかなか大会時期と重なることも多かったため、後半は出られない回もありました。校外学習(遠足)もぜひ参加してみたかったのですが、留学準備で海外におり参加できず残念でした。なかなか行事には出られず、数も少なかったですが、スクーリングで登校した時に、クラスの友達と話したり遊んだり交流できたのは、とても楽しい思い出です。
生活拠点を北欧へ 新しいステージへの挑戦
在籍していたスタンダードコースから、2026年度は海外生へ変更されると聞きました
箕輪さん:北欧に生活拠点をうつすので、海外生に変更します。実は本格的な生活を開始する準備のために、冬に少しの期間北欧に行きました。静かな環境で、トレーニング以外の時間は勉強にも集中できそうです。教科書も日本から持参します。
超難関!
TRG WRCチャレンジプログラム5期生に見事選出
2025年のFDJでは国内ランキング2位に輝き、すでに国内外でトップレベルの実績をもちながら、新しい世界にチャレンジされることに、驚かれた方も多いと思います
箕輪さん:「※ラリー競技」という別のステージに挑戦します。昨年に選考会にエントリーして100名を超える応募者の中を勝ち抜き、『TGR WRCチャレンジプログラム』の5期生として選ばれました。TOYOTA GAZOO Racingが、最高峰のWRC(世界ラリー選手権)で活躍できる日本人ドライバーの発掘と育成を目指して始めたプログラムで、僕とジール・ジョーンズの2名が選出されました。2026年からプログラムに参加し、夏ごろにはラリー4で欧州内のラリー大会に参戦することを目指します。
【※ラリー競技】
公道や特設区間でタイムを競う自動車競技で、ドライバーとナビゲーターの2人1組で走行するモータースポーツ。ドライバーが運転し、ナビゲーター(コ・ドライバー)が道順や注意点を指示。競技は複数の区間に分かれ、各区間のタイムを合計して勝敗を決定。
公道や特設区間でタイムを競う自動車競技で、ドライバーとナビゲーターの2人1組で走行するモータースポーツ。ドライバーが運転し、ナビゲーター(コ・ドライバー)が道順や注意点を指示。競技は複数の区間に分かれ、各区間のタイムを合計して勝敗を決定。
2015年からスタートしたプログラムで、第1期生は、現在WRCラリー1で唯一の日本人ドライバーとして活躍する勝田貴元さんですね
箕輪さん:実は勝田さんとの出会いが、ラリーの世界へ転向を決断したきっかけです。
勝田さんのレースを間近で見て転身する決意をしました。これからフィンランドで本格的トレーニングに取り組みはじめますが、着実に実績を積み重ね勝田さんの主戦場としている最高の舞台で、自分も将来活躍できるよう、技術を磨いていきたいと思います。
勝田さんのレースを間近で見て転身する決意をしました。これからフィンランドで本格的トレーニングに取り組みはじめますが、着実に実績を積み重ね勝田さんの主戦場としている最高の舞台で、自分も将来活躍できるよう、技術を磨いていきたいと思います。
同じモータースポーツとはいえ、全く別の競技で、新しい世界へ飛び込むことは勇気がいりますが、不安はありませんか?
箕輪さん:新しい世界に行くことの期待の方が大きいです。自分が成長してより上にいくために、例え失敗したとしてもそれは経験になるので、失敗を恐れずチャレンジすることが大事だと思っています。
過酷な競技の中で、メンタルをコントロールするために心がけていることはなんですか?
箕輪さん:負けず嫌いなので例えばレースで思うような結果が出なかった時、もちろん落ち込んだりモヤモヤすることもありますが、後悔しても結果が変わるわけではないので、反省する方に切り替えます。何が原因だったか、どこを改善すればといった『次につながること』を常に考えるようにしています。それは逆に結果がよかった時も同じです。満足してしまったら成長は止まるので、良い結果の中にも課題に目を向けています。「より高めていくために」ということが常に考え方のベースにあります。
北欧での新生活にむけて
海外での新生活はどのようなスケジュールになりそうですか?
箕輪さん:普段は、テスト走行、ドライビングテクニックのための練習だけではなく、それ以外の時間はフィジカルトレーニングや室内でのシミュレーションマシンを使ったトレーニングが中心になります。夏以降にレースへ参戦していくため、年間を通じて戦っていくための体力は必須です。今回留学準備で短期的に北欧へ行きましたが、行く前より筋肉をつけて体重を3kg増やし、逆に体脂肪は4%落としました。食生活は基本自炊のため、パスタなど料理します。会話は英語中心ですが両親も英語堪能なのとアメリカの大会などに参加もしていたので、いまは日本語より英語で会話が楽になっています。コミュニケーションを深めるため、フィンランド語も学習を始めています。
箕輪さんにとって、「ラリー」の魅力を教えてください
箕輪さん:ひとことで表すのは難しいですが、ラリーは道なき道を疾走する爽快感は魅力のひとつです。バディと2人1組で挑むモータースポーツはほかにはないので、そこが面白さでもあります。今自分が組んでいるバディはとても相性がよく、今後も楽しみです。
スタンダードから海外生・在校生(東京本校)箕輪大也さん
スタンダードから海外生・在校生(東京本校)箕輪大也さん
世界最高峰の舞台で活躍するために海外生として新天地・北欧へ
ドリフト競技からラリー競技へ転向という大きな決断をしました
箕輪さん:ドリフト界トップドライバーである両親のもと、幼少の頃から身近だったドリフト競技で、国内や米国の大会で結果を残してきました。しかし、速さを競うラリー競技の最高峰「WRC世界ラリー選手権」で活躍できる人材と育成を目的にした「TGR WRCチャレンジプログラム」の5期生に選出され、新しいステージに挑戦することを決意しました。2026年度から北欧に拠点を移し、プログラムに参加して、欧州内のラリーに参戦していきます。
海外での挑戦と高校の学習の両立が始まりますね。意気込みを教えてください
箕輪さん: 実績を積み重ね確実にステップアップして、ラリー選手権で優勝することが目標です。
2年次からはNHK学園の海外生として、トレーニングの空き時間に自分のペースで勉強も進めていきます。
2年次からはNHK学園の海外生として、トレーニングの空き時間に自分のペースで勉強も進めていきます。
レースという世界に限定した考えではなく、日常生活でも参考にしたい意識の持ち方など聞かせていただきました。今後ますますの箕輪さんの活躍を期待し、挑戦を応援していきたいと思います。
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