全国高等学校通信制教育研究会で「NHK高校講座の活用」について発表しました!
- 全国
2025.06.25

2025年6月12日(木)、13日(金)に全国の公立・私立の通信制高校の集まりである全国高等学校通信制教育研究会が香川県高松市で開催されました。会場において、NHK学園高等学校・寺岡浩平統括教諭と河合良樹教諭が「高校講座の活用実態について~倫理と世界史探究から見えてきたもの~」と題して発表を行いました。
NHK学園は独自のネットシステム(N-gaku Online Space)を利用して、いつでも、どこでも学べるように、自宅での学習はすべてインターネット上で完了する体制を整えています。このシステムを活用して、NHK高校講座の視聴を行い、番組視聴後にシステム上にあるレポートに取り組むスタイルとなっています。

今回の発表では、生徒の皆さんが放送視聴に対してどのように向き合っているのか、倫理と世界史探究でアンケート調査を行いながら、学習の実態についての調査・研究を行った成果を発表しました。
倫理では、教科指導でラジオ番組に字幕を付けた動画や字幕にスライド資料も追加した動画を作成し、ラジオ番組の“見える化”を行った事例を紹介しました。
世界史探究では視聴ログを活用しながらNHKエデュケーショナルの番組制作者の意図も調査し、制作者は生徒にどのように伝えたかったのかと生徒が実際どのように視聴していたかの相関関係を分析し、学習理解と学習効果の関係についてまとめ、発表しました。
オンラインでの学習を中心とした学びをけん引する通信制高校として、NHK学園は今後も今求められる学びの在り方を追究するとともに、通信制高校全体のレベルアップに寄与していきます。