フランスから世界に「コミュニケーションスキル」を発信してきた ~世界の“学校心理”最前線①~
7月8~11日に、フランスのリヨンで開かれたISPA(International School Psychology Association)2026年大会にて、「コミュニケーションスキル」の成果発表を行いました。
※成果発表の報告はこちらでご覧ください。
今回から、数回に分けて、大会参加の様子を写真とともにご紹介します。
パリのシャルル・ド・ゴール空港からリヨンへ
日本から約13時間飛行機に乗って、降り立ったのは、フランスはパリのシャルル・ド・ゴール空港です。初心者が迷いやすい巨大ハブ空港として有名です。まず驚いたのは、飛行機から降りて、預けたスーツケースを受け取りに行くために、空港内の無料トラムに乗ることです。「このままどこか遠くに連れていかれたらどうしよう…」と不安になりつつ、無事にスーツケースをGET。
そこから、TGVという、日本でいう新幹線のような高速鉄道に乗って約2時間。リヨンパールデュー駅を目指します。TGV乗り場は空港から直結。ホームに続くエスカレーターの前に駅員さんがいて、QRコードなどのチケットを見せてホームへ降ります。
TGVの車窓に広がる風景
TGVには、2階建てのものと1階建てのものがあります。指定席ですが、車両にあまり明確な番号表示がなく、自分の車両を見つけるのが難しかったです。乗車してからも、案内表示が少なく、フランス語が分からないために、席が見つからなくて困っていると、車掌さんに「空いているところどこにでも座っていいよ~」と明るく言われました。
車窓には風車や畑の風景が広がります。牧草ロールがたくさん転がっていたり、羊がぽつねんとしていたりして癒されました。
車窓には風車や畑の風景が広がります。牧草ロールがたくさん転がっていたり、羊がぽつねんとしていたりして癒されました。
リヨン到着!会場のリヨン2大学へ
リヨンパールデュー駅に無事到着!気温は約38度。湿気は少なく爽やかでしたが、焼けるような暑さのため、タクシーで会場に移動することに。日本との時差は-7時間。この時期は、朝6時台~21時台頃まで日が昇っていて明るいです。暑さのピークは15~17時。
会場のリヨン2大学に到着!伝統的な石造りの建物です。エアコンがないフロアも多く、会場では扇子や飲み物が配布されて暑さをしのぎました。2015年に開催されたCOP21と翌年採択されたパリ協定の舞台でもあるフランスは、地球温暖化対策への意識が非常に高く、エアコン設置に対する抵抗感も強いようです。
会場のリヨン2大学に到着!伝統的な石造りの建物です。エアコンがないフロアも多く、会場では扇子や飲み物が配布されて暑さをしのぎました。2015年に開催されたCOP21と翌年採択されたパリ協定の舞台でもあるフランスは、地球温暖化対策への意識が非常に高く、エアコン設置に対する抵抗感も強いようです。
思春期のメンタルヘルスを環境・社会の視点から考える
到着後、「思春期のメンタルヘルスはなぜ悪化しているのか?」をテーマにした、フランスを代表する社会疫学・公衆衛生学の研究者の講演に参加しました。
講演のポイントは、「精神疾患や発達障害を個人の問題だけで説明するのは不十分」、「精神疾患は一部の人の問題ではなく、社会全体の健康課題である」ということであり、強く共感しました。環境・社会を変えていく視点をあらためて意識しました。
講演のポイントは、「精神疾患や発達障害を個人の問題だけで説明するのは不十分」、「精神疾患は一部の人の問題ではなく、社会全体の健康課題である」ということであり、強く共感しました。環境・社会を変えていく視点をあらためて意識しました。