「ともに生きる地域をつくる」永田祐先生の講座を開催しました
ソーシャルワーカーの新たな挑戦とは
2026年1月25日、NHK学園社会福祉士養成課程の講師をしていただいている、同志社大学社会学部教授の永田祐先生の講座を開催しました。タイトルは「ともに生きる地域をつくる~ソーシャルワーカーの新たな挑戦~」。NHK学園くにたちオープンスクールを会場に約30名の方が参加しました。
永田祐先生 同志社大学社会学部教授
厚生労働省 :「地域共生社会の在り方検討会議」「成年後見制度利用促進専門家会議」等構成員
専門:地域福祉の視点から権利擁護支援を基盤とした包括的な支援体制の構築について研究
今回の講座では大きく分けて2つのパートでお話しいただきました。
これからの社会福祉 包括的な支援体制
「現在の日本社会において、家族や地域、職域とのつながりが持てない人の問題(社会的孤立)が深刻になっている。課題が複合化し、制度のはざまの場合は特定の機関だけでは対応できなくなっている。解決するための仕組みを作るのが包括的な支援体制で、それぞれが抱え込んできた課題を共有し、解決する仕組みを目的にしてほしい。社会福祉法人や事業所を含め、多様な人や機関が力を重ね合わせることが大事」と永田先生。
越境する実践をどう創るか
「専門職であるみなさんが、また、社会福祉法人やその職員が、こうした変化の中でどのような役割を果たしていくべきなのか。『支える側』と『支えられる側』という従来の関係を超えて、社会全体で支え合いながら、共に地域を創っていくこと。地域共生社会つくりの各地の事例をあげながら、専門職だけでなく、地域の仲間と取り組みを進めていくこと、実践している人とつながりを持つことが大切」と話されていました。