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【NHKリレー講座】2026年度 第5回開催「音がそこにある理由~音響デザイナーの仕事~」

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10月14日(水)、登校プラスの水曜日「キャリア&コミュニケーション」では、第5回NHKリレー講座「音がそこにある理由~音響デザイナーの仕事~」を開催しました。

今回は、NHKデザインセンター音響デザイン部の柴田なつみさん、飯村佳之さんを講師にお迎えし、テレビ番組やドラマなどで使われる「音」の世界について教えていただきました。

講座は、教室とオンラインの両方から生徒が参加する形で行われています。

私たちが普段耳にしている「音」とは?

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講座のはじめに、講師のお二人から生徒たちへ、こんな質問がありました。

「好きな番組・映画・ネット動画などを思い浮かべてください。聞こえる音は、どんなものがありますか?」

生徒たちからは「足音」「音楽」「人の声」「笑い声」など、さまざまな回答が寄せられました。

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普段何気なく見ているテレビ番組や映画ですが、実はたくさんの音が組み合わさって作られています。

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テレビで使われる音は、大きく分けると「台詞」「音楽」「効果音」の3つ。今回は、その中でも「音楽」と「効果音」を中心に、音響デザイナーの仕事について詳しく教えていただきました。

身近な道具から、想像もしなかった音が生まれる!

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効果音には、主に「環境音」「イメージ音(ME)」「生音(フォーリー)」があります。

「環境音」は、街のざわめきや自然の音など、その場所の雰囲気を伝える音です。実際に現地へ足を運び、音を収録することも多いそうです。

「イメージ音(ME)」は、想像力やアイデアを生かして作り出す音。現実には存在しない音を表現することもあります。

そして「生音(フォーリー)」は、ドアを開ける音や歩く足音など、映像の動きに合わせて加える音です。こうした音が加わることで、映像によりリアルな雰囲気が生まれます。

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講座では、飯村さんが実際に音を作る様子も実演してくださいました。

ベルツリーやスライドホイッスル、おりん、アナラポスなど、さまざまな道具や楽器を使って音を作り出していきます。

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聞き覚えのある音が目の前で再現されると、生徒たちからは「あ~!」という声も。普段テレビなどで耳にしている音が、意外な道具や工夫から生まれていることを知る機会となりました。

音があるのとないのとでは、こんなに違う!

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続いて、ドラマのワンシーンを使って、音が映像に与える影響を体験しました。

まず視聴したのは、撮影したままの映像と音。効果音や音楽などを加えていない状態です。

「撮影したままの音は、どのような印象でしたか?」という質問に、生徒たちからは、

「少し物足りない」
「雑音があった」
「静か」
「寂しい」

といった回答が寄せられました。

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その後、音響デザイナーが効果音や音楽を加えた完成版を視聴。

「わかりやすくなった」
「場面がわかりやすい」
「見やすくなった」

など、最初とは違った感想が寄せられました。

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同じ映像でも、音の加え方によって受ける印象が大きく変わることを、生徒たちも実感したようです。

今度は生徒たちが音響デザイナーに挑戦!

講座の後半では、実際に映像に音をつける「効果音作成のワーク」に挑戦しました。

柴田さんが普段の仕事で使用しているソフトを使い、撮影された映像にどのような効果音や音楽、MEを加えるとよいか、生徒たちと一緒に考えていきました。

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音楽を選ぶ場面では、A~E、F(音無し)の6種類の候補から、映像に合うと思うものを選択。

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どの音楽を使うかによっても、映像の雰囲気は変わります。生徒たちの意見を取り入れながら、少しずつ映像に音を加えていき、最後には完成した映像をみんなで視聴しました。

普段は完成した番組を見る側ですが、今回は音を選び、映像を作り上げていく過程を体験することができました。

身近な「音」から知る、仕事の世界

今回のNHKリレー講座では、普段何気なく耳にしている音の一つひとつに、音響デザイナーの工夫やアイデアが詰まっていることを学びました。

また、実際に仕事で使われている道具やソフトを見ることで、テレビ番組やドラマがどのように作られているのか、その舞台裏を知る貴重な機会にもなりました。

これからテレビや映画を見るときには、映像だけでなく、そこに流れる「音」にも注目してみると、新しい発見があるかもしれません。

NHK学園では、これからもさまざまな分野で活躍する方々のお話や体験を通して、生徒たちが新しい世界や仕事に出会う機会を大切にしていきます。

柴田さん、飯村さん、ありがとうございました!

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