「高校生万葉短歌バトル」・「牧水・短歌甲子園」大会報告!
- 全国
2025.08.19
高校生万葉短歌バトル 出場!

1回戦 題「音」中堅 天野さんの作品

大将、中堅、先鋒 3人のチーム戦

判者の小島ゆかりさんと
7月31日(木)高岡市で開催された「高校生万葉短歌バトル」に出場しました。予選を勝ち抜いた8校の中に選ばれたNHK学園チームは、重黒木俊陽さん(宮崎東協力校スタンダードコース・3年次)、滋井瑛太さん(東京本校登校コース・2年次)、天野華佑さん(東京本校スタンダードコース・2年次)の3名が出場し、古代から伝わる「歌合(うたあわせ)」のルールで試合をし、高校短歌日本一をめざしました。
結果は残念ながら1回戦で敗退となりましたが、重黒木さんの作品「新緑をみつめておれば芽吹きたり地球となりてぼくのまなこは」が小島ゆかり賞を受賞しました。
第15回 牧水・短歌甲子園 3位入賞!

高岡の大会と同じメンバーで挑んだ「牧水・短歌甲子園」は若山牧水の故郷、宮崎県日向市で開催されました。この大会も1都14県50チームの中から予選を通過し、本選出場を掴んだ12校の中に選ばれての出場でした。
8月9日(土)の一次リーグでは岡山朝日高校、宮崎商業高校(昨年の準優勝校)を相手に終始すばらしい作品とディベートをみせ、ともに3-0の快勝でした。YouTubeでもライブ配信されていたこの大会では、審査員の俵万智さんからの選評の時点で注目が高まり、SNSでも多くの反応がありました。
8月10日(日)の準決勝では名古屋高校(昨年の俳句甲子園優勝校)と対戦、個々の歌の力では負けていなかったと思いますが、相手の方がディベートで一枚上手という印象で、惜しくも敗れてしまいました。
今大会でも重黒木さんの作品「訛ってもサ行鋭く響くだろうアナウンサーが〈処理水〉と言う」が若山牧水記念文学館館長賞に輝き、天野さんの個人作品も会場投票で同率2位となりました。

大会の様子
今回の大会出場をきっかけに、短歌を通じて自己を表現してみたい思っている生徒を募り、NHK学園チームとして来年以降も継続してチャレンジしたいと考えています。