5月18日(日)東京本校学習グループ NHK放送博物館訪問
- 東京本校
NHK放送博物館へ行ってきました!
5月18日(日)に港区虎ノ門にあるNHK放送博物館で東京学習グループの活動を実施しました。
学習グループとは、自宅での学習が中心の生徒たちが自宅以外の場所で一緒に学習することで、モチベーションを高く持つための集まりです。
当日は10時に集合し、「出世の石段」と呼ばれている急な石段を登って愛宕神社を参拝してから、NHK放送博物館に見学に行きました。
午前中は、NHK学園の等々力健理事長と一緒に当時のラジオやテレビなどの展示物や災害報道など、「放送100年」の歴史を見学しました。午後は、等々力理事長がNHK放送局で働いていた時のお話を聞きました。仙台局で働いていたご経験があるため、特に震災や災害報道についてのお話がメインでした。東日本大震災の時は2、3歳だったため、当時の記憶がほとんどない生徒もいて、今後災害が起こった際に注意することやどのように備えるのが良いかなどたくさん質問をしていました。
理事長からの「学校の勉強だけではなく、色々と学ぶと良い。そのためには、色々なものを見て、聞いて、知っていくことが大切である。」というお話は、特に印象に残ったようです。
今年度の学習は始まったばかりです。単位修得、卒業を目指して学習していきましょう。
<参加した生徒たちの感想>
「たくさんの展示物があり、当時のものがそのまま残っているなどして、本当に貴重なものが見れました。当時の様子がありありと伝わってきました。ラジオ・テレビの発展や普及が時代の出来事に影響されていて面白かったというかすごく興味深かったです。技術と時代が互いに影響しあっているのを感じました!」(スタンダードコース3年生)
「ラジオやテレビなどの発展が日本の歴史と密接に関わりがあるということが良く分かりました。時代とともに形を変えて、私たちに情報を伝えて人々の生活を支えているメディアはとてもすごいなと思いました。昔のラジオやテレビを実際に見ることができたのがとても楽しかったし、貴重な体験でした。災害が起きたときのニュースについてや情報を早く伝える工夫、ロボットカメラやフェイクニュースについてなどもとても興味深かったです。過去の災害での反省を活かして変化していったり時代によって情報の伝え方の種類が増えていっているというのもすごいと思いました。」(スタンダードコース2年生)
「主にラジオやテレビの歴史や変化を見て、当時の人々の技術のおかげで今日まで普及していったのを感じとても関心が湧き、楽しく展示物を見ることができた。過去の大地震の報道のコーナーを見たとき、電気など使えないのに人々に伝えるために映像を残せてすごいと感じたと同時に災害に対しての危機感を持つことができた。」(スタンダードコース3年生)
「ニュースなどのメディアを自分で正しく判断する力が大切だなと思いました。理由は情報がたくさんある中でフェイクニュースや戦時中のニュースの目的をしっかり理解することで自分の身を守ることができると感じたからです。貴重な体験をありがとうございました。」(スタンダードコース2年生)
「放送の歴史や技術の進化が分かりとても良かったです。放送の歴史をもっと詳しく知りたいと思いました。」(スタンダードコース2年生)