東京本校特別活動 原爆体験伝承者の講話を聞く
- 東京本校
6月28日(金)午後、東京本校に「原爆体験伝承者の有馬佑介氏」をお招きし、登校コース1年次生へ向けた特別活動を実施しました。79年前、広島に投下された原爆を被爆した方の体験を聞くという内容です。有馬さんは、「被爆者のお一人・平田忠通さん」の体験談を何度もお聞きになり、今度は有馬さんから、一人でも多くの方へとつないでいく伝承活動をされています。
マイクを通さずに、自らの肉声でゆっくりと、ひとつひとつの出来事を丁寧に語る有馬さんの言葉に、生徒たちは真剣な表情で、耳をかたむけていました。講話が終わったあと、生徒たちからは「戦争は絶対におこしてはいけないと思いました」「戦争をなくすために今はまだ子どもの私達にできることは何でしょうか」「戦争をなくす近道は何でしょうか」といった感想や素直な言葉が聞かれました。
メディアや歴史の教科書で目にする「情報」「知識」としてだけではなく、「現実に起きた出来事」そして、今現在も世界のどこかでおきている「戦争」について、生徒が受け止め、それぞれが考える時間となりました。
有馬さん、貴重なお話をありがとうございました。