【NHKリレー講座】第7回開催「これから起きること~縮むニッポンと私たちの未来」
- 全国
2025.11.13
11月6日に行われたNHKリレー講座第7回は、前回に続き政策分析ネットワーク上席フェローで元NHK解説委員の竹田忠さんを講師に迎え、「これから起きること~縮むニッポンと私たちの未来」というテーマで開催されました。
今回の講座では、人口減少やAIの進展、そして“人生100年時代”といわれるこれからの社会をどのように生きていくべきかを、今後の課題を参加者とともに考えました。

竹田先生からは、年金制度の変化(積立方式から賦課方式への転換)や少子高齢化、結婚観の変化など、ニュースでよく耳にする内容を分かりやすく解説いただきました。
また、今回はNHK学園高等学校の生徒だけでなく、来年度以降の入学を検討している中学生も全国からオンラインで参加していただきました。

講座の合間には、
・人口減少についてどう思うか?
・なぜ少子化が止まらないのか?
・これから社会はどう変わるべきか?
といった問いかけがあり、参加者の声がリアルタイムで共有されました。
参加者からは、次のようなさまざまな意見が寄せられました。
「人口が少なくなるのは不安」
「人口が減少することで、悪いことばかりではなく、システムを簡素化できるチャンスかもしれない」
「年金がもらえないのでは」
「働く人が減って税金が上がりそう」
「お金が一番大きい問題。賢い人ほどリスクを考えて子どもを持たない」
「税金や物価が高くて家族を養えない」
「AIに仕事を奪われないよう、柔軟に考えて生きていく必要がある」
「人間とAIが共存できる社会になってほしい」
寄せられた意見を受けて、竹田先生は「社会は常に変化しており、その変化をどう受け止め、どう行動していくかが重要です」と話してくださいました。
講座の最後には、全国の参加者から多くの感想が寄せられました。今回参加した生徒たちにとって、これからの社会のあり方を考える貴重な学びの機会となったようです。

※「リレー講座」は2026年度から展開する<キャリア&コミュニケーション>の研究の一環として、登校コース(東京本校)のセレクション講座の1つとして、NHK関連団体の協力を得て、さまざまな業務に携わる方を講師としてお招きし、キャリア教育を意識した団体紹介やコミュニケーション、伝える技術などについての講義やワークショップを行っています。
