写仏への熱気に満ちたスクーリングでした!
快晴に恵まれた10月9日(水)、年に一度の「写仏1日スクーリング」が開催されました。
長野県在住の名門の仏画家で、NHK学園添削講師である松尾隆康先生のご指導のもと、今回のテーマ「仏さまの顔を描く~如来と菩薩の相~」を集中して描き上げました。
松尾隆康先生
一葉観音(松尾先生の下絵による受講者作品)
写仏は、仏さまのお手本(下絵図)に薄紙を重ねて上からなぞり描きます。
NHK学園の下絵図は、講師の先生が描かれていますが、何より感動したのは、「鉄線描(てっせんびょう)」という細く厳しい線で描かれた松尾先生の下絵図の美しさ✨(「鉄線描」は、自身の気持ちを超えた境地で描く線だそうです)
松尾先生は、毎年「写仏友の会」コースの下絵図を提供。作者自身に添削していただけるなんて、うらやましいかぎりです。
松尾先生の講評に聞き入る竹原克子さんと息子さん
松尾先生の美しい下絵図をもとに描く竹原さん
また、奈良県から参加された竹原克子さん。
息子さんの運転で車で8時間かけて(!)国立までおこしいただきました。
松尾先生の講評を受けられ、「今では写仏が生きがいとなっています」とお話しくださいました。
講座の最後には、参加者のみなさまが描かれた写仏作品1枚をお持ちいただき、松尾先生による講評会。
熱心な質問に先生は一つ一つ丁寧に答え、充実した時間となりました!