こんな課題に取り組みます
長い歴史の中で高い評価を得ている書を「古典・古筆」といい、それをお手本にして書くことを「臨書」といいます。
「新・書道中級」では、漢字は楷書の古典「雁塔聖教序」、行書の古典「集王聖教序」、草書の古典「書譜」、隷書の古典「曹全碑」を学びます。草書の字形の変化や省略、より古い字体で特徴的な運筆の隷書を学び幅広く経験していきましょう。
かなでは変体仮名を交えた学びに入ります。端正な「粘葉本和漢朗詠集」、躍動感に富んだ「関戸本古今集」では連綿と多彩な線の表現を、「針切」では直線的な線の美しさと墨の潤滑を、「寸松庵色紙」では散らし書きの構成を学びます。
第1回~第4回の臨書手本と第5回の漢字かな交じりの手本は石飛博光(漢字)、土橋靖子(かな)両先生の執筆によるものです。

<第1回課題>「雁塔聖教序」「粘葉本和漢朗詠集」

<第2回課題>「集王聖教序」「関戸本古今集」

<第3回課題>「書譜」「針切」

<第4回課題>「曹全碑」「寸松庵色紙」

<第5回課題>漢字かな交じり

<第6回課題>創作

現代書壇を代表する書家・石飛博光先生
手本執筆・石飛 博光
北海道生まれ。東京学芸大学卒業。2009 年毎日書道展文部科学大臣賞受賞、2012年第53回毎日芸術賞受賞。
NHK学園「新・書道」シリーズ、「漢字かな交じりの書」講座手本執筆。NHK番組「趣味悠々」などで指導。著書は「石飛流書道の学び方」(NHK 出版)ほか多数。
日展会員、全日本書道連盟顧問、每日書道会常任顧問、創玄書道会名誉会長。
こんな添削をお返しします

NHK学園の実力派講師陣が朱筆を入れて、筆の動きを指導、他にアドバイスを書き添えてお返しします。
※次のコースを1冊でご案内しております。新・書道(入門・実力がつく・中級・上級)・書道~古典を極める(漢字/かな)・日常の書・書道専科(創作の楽しみ かな・大字/百人一首を書く)、漢字かな交じりの書・写経(~般若心経~)・てん刻