第26回NHK全国短歌俳句大会の予選会を実施しました!
冬らしい寒さが深まる11月下旬、11月21日(木)・11月22日(金)の2日間、第26回NHK全国短歌・俳句大会の予選会をNHK学園 国立本校(東京都・国立市)で実施しました!
1日目は題詠「出」の作品、2日目は自由題作品の予選が行われました。その様子をこちらで少しご紹介いたします!
●1日目:題詠
短歌、俳句ともに複数の予選選者の方々にお集まりいただきました。別々の教室で、同時に予選会がスタートします。

短歌・題詠予選会

俳句・題詠予選会


途中でお昼休憩をいれながら、終日にわたって選をしていただきました!
●2日目:自由題
自由題は一組あたり2作品の投稿があるため、1日目の題詠より作品数が多くなります。短歌・俳句それぞれ多くの予選選者の方々にご協力いただきました。

郵便投稿の作品の束の一部

短歌・自由題予選会

俳句・自由題予選会


必要に応じて辞書で漢字や新かな・旧かななどを確認し、俳句では歳時記も参照しながら、慎重に選が進められ、2日間にわたる予選会が終了しました。
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最後に、予選会を終えた予選選者の方々に今回の審査を通しての感想や作品投稿者に向けたアドバイスについて伺いました。その中の一部をご紹介いたします!
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(題詠作品について)
*題によって使われる言葉が決まってきます。今回の「出」では「出る」「日の出」「出雲」「出水」などに集中しました。発想の固定化からいかに抜け出るかが、大事になってくると感じました。
*「出る」が続く中で「出ない」作品は印象に残りました。
*題詠の文字にからめて暮らしが見えてきました。丁寧に生きる人の横顔が迫る予選会でした。
(作品全体について)
*「ああ、こんな見方があったか!」「こんな表現があったか!」と選者を驚かすことができればよいと思います。言い尽くされていない新しいものを探し出すには、たくさんの作品を読んで平凡と非凡の差を見極める目を養うことがよいかもしれません。
*続けることが大切です。作り続けてください。来年もお待ちしております。
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以上、予選会の様子をお届けしました!これからはいよいよ本選が始まります!
第26回NHK全国短歌俳句大会の観覧申込受付中!
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