ＮＨＫ学園では、日頃おかきになった写経・写仏作品を、全国各地の由緒ある寺院に納める「納経・納仏の旅」を毎年開催しています。
今回は10月20日～22日の3日間、NHK学園「写経」講座講師 佐藤芙蓉先生とNHK学園「写仏」講座講師 山田美和先生とともに、宮城県にある国宝瑞巌寺にて奉納式を執り行い、皆さまからお預かりしました納経・納仏作品を納めてまいりました。
瑞巌寺では僧侶の方の出迎えで境内に入り、読経が流れる中、納経・納仏式が始まりました。
納経證を佐藤先生が、納仏證を山田先生が拝受。
瑞巌寺での式を終え、円通院の色づき始めた美しい庭園を、参加者のみなさまと散策いたしました。
その後、山形に移動し立石寺へ。根本中堂を参拝し、夕食後、佐藤先生が自身の貴重な古写経を披露。本物を見ることで深い学びを実感した、旅の締めくくりとなりました。
今回、山寺観光ガイドを務めていただいた武田和夫さん。
山寺の歴史、松尾芭蕉の句碑の説明などを分り易く、かみ砕いて、楽しくお話しくださいました。ありがとうございました！
次回は和歌山県を訪れ、「那智山青岸渡寺」をはじめ熊野三山などを参拝する予定です。詳しい内容は、2020年7月ごろのお知らせとなります。旅のご参加、納経・納仏のお申込みをお待ちしております。