「古典を極める・漢字」コース紹介
【楷書コース】五孔子廟堂碑・・・唐・虞世南 整った中にも、穏やかで高い風趣がある楷書
【楷書コース】九成宮醴泉銘・・・唐・欧陽詢 縦長の楷書で、神経の行き届いた厳しさがある
【楷書コース】雁塔聖教序・・・ 唐・褚遂良 細い線ながら、引き締まった強さがある楷書
【行書コース】蘭亭序・・・東晋・王羲之 格調高く、筆路が明快で学びやすい行書
【行書コース】風信帖・・・平安・空海 空海が行草体で書いた三通の手紙
【行書コース】伊都内親王願文・・・平安・伝 橘逸勢 急抑揚が自在で躍動感に富んだ草書
【草書/隷書コース】書譜・・・唐・孫過庭 王羲之の書法を伝承し、ゆったりとした草書
【草書/隷書コース】自叙帖・・・唐・懐素 字の大小・動きが大胆で奔放な良寛が好んだ草書
【草書/隷書コース】曹全碑・・・後漢・筆者不詳 素直ですっきりした線質で、のびやかな隷書
こんな課題に取り組みます
学習期間は1年です。(自動継続コースとなりますので、終了後に次の教材をお送りします)
課題の提出は全10回です。
各コースのご希望のお手本を1つお選びいただき、指定の手本(法帖)を直接出版社にてご注文いただきます。すでにお持ちの方はそちらをお使いください。
<第1回~第5回>
半紙に4~6文字 2行書きで臨書
半紙3枚(1課題につき1枚)提出。
<第6回・第7回>
半紙2枚(1課題につき1枚)提出。
【行書コースのみ】
・「書譜」24字を4行書き
・「真草千字文」(草書部分)24字を4行書き
・「自叙帖」13~20字を3行書き
・「離洛帖他」13~20字を3行書き
・「曹全碑」18字を3行書き
<第8回>
半切1/2 1枚
7字または8字を、2行書きで臨書
<第9回>
半切1枚
14~20字程度を2行書きで臨書
<第10回>
半紙・半切1/2・半切のいずれかのサイズで創作(1課題を提出)
2024年度2月~コース再編リニューアル開講
こんな添削をお返しします
書道講座講師 橋本 麻希
いくつもの時代を通して「目指したい文字」「理想的な書」として支持されてきた古典は、書を学習する上での「美の規範」です。そうした古典を自分の目でよく観察し、その筆運びを再現することは、あなたの書の「土台作り」となるでしょう。
古典を観察していると「どうやって筆運びを再現したらいいのだろう?」と困惑することもあるかもしれません。しかし、そこからが私たち講師の出番です。作品への添削ときめ細かいアドバイスであなたの学習をフォローします。
「急がば回れ」。古典とじっくり向き合って直に学んだことは、確実にあなたの手本を見る力、再現力ひいては技術を養います。
この講座で書を学ぶ真の喜びを味わい、楽しんでください
※次のコースを1冊でご案内しております。新・書道(入門・実力がつく・中級・上級)・書道~古典を極める(漢字/かな)・日常の書・書道専科(創作の楽しみ かな・大字/百人一首を書く)、漢字かな交じりの書・写経(~般若心経~)・てん刻