【文部科学省認定講座】古文書を読む

読みたかった古文書がきっと読めるようになる!

提出回数
8回~
受講期間(リポート受付延長期間)
1年(6か月)
受講料教材費・教材送料・指導料込み
39,000円~
レベル
初級者
複数コースあり

NHK学園の古文書講座は近世の文書を中心に古文書を読み解く力を養います。 「基礎」「応用」「解読実践」とステップアップしながら、着実に古文書を解読する力をつけていきます。 「解読実践」コースは、毎年教材が新しくなりますので、楽しみながら長く、多くの古文書に触れることが出来ます。 すでに古文書を学んだ経験のある方は、「応用」「解読実践」コースから始める事も出来ます。 自分自身で読み解く文書からいきいきとした江戸時代の生活が浮かび上がる楽しさはひとしおです。

この講座のポイント

「簡単に読めるようになる」とは言いません。「確実に読めるようになる」ためのレベルや経験に合わせたコース設定。

1

江戸時代の生活を読み解く

【文部科学省認定講座】基礎コースでは、江戸時代の村に残された古文書を中心に、支配や村のあり方をはじめ、当時の人々の日常の姿に触れながら古文書の解読力を養います。比較的やさしく、読みやすい文書を集めています。くずし字の読み方だけでなく、用語などの解説も豊富!

「古文書を読む基礎」テキストより

「古文書を読む基礎」テキストより

2

初心者から上級者まで役立つ『古文書必携』

基礎コースには、方位や干支、年号など古文書に頻出する語句の説明や変体仮名の一覧など、解読の際、非常に役立つ『古文書必携』が付属しています。応用コース、解読実践コースに進級しても活用できると評判です。

「古文書必携」表紙

干支、六十干支順位表

方位・時刻表(定時法)

3

楽しさ加わる!機関誌『古文書通信』

基礎コースからは、受講期間中、年4冊『古文書通信』を送付。テキスト以外の様々な文書に触れる機会です。

4

あなたのレベルに合わせたコース設定

応用コースでは、長文の文書をじっくり読み、基礎コースで学んだ解読力の定着と解釈力の養成をめざします。解読実践コースでは、癖字の多い書簡や日記類、虫食いのある文書なども含め、高度な解読力を養成します。

5

直接指導が受けられる集中スクーリングも実施

毎年NHK学園国立本校(東京都国立市)で開催される古文書の直接指導!初心者向け教室も開催しますので、ぜひご参加ください!(希望者のみ。参加費別途)

6

古文書インストラクターの取得も目指せる

一定の条件をクリアすると、社会通信教育協会認定「古文書インストラクター」を取得出来ます!多くの受講者がこの資格を取り、学習指導や地域の歴史資料の解読など地域の古文書活動で活躍しています。

監修者から

講座監修 森 安彦  国文学研究資料館名誉教授

講座監修 森 安彦  国文学研究資料館名誉教授

~古文書からのメッセージ~

 我が国には、武士・農民・町人などが書き残した、実にさまざまな古文書が存在している。私たちは、江戸時代や戦国時代に戻ることは出来ないが、当時の古文書によって、その時代を生きた人々の、意思や哀歓を知る事ができる。
  現在の私たちにとって古文書は過去から発信されたメッセージなのだ。古文書が語りかける声のなかに、私たちが忘れてしまった、近代化を急ぐあまり切り捨ててしまった、かけがえない大事なものがあるのではないか。
 あなたも古文書を通じて過去を学び、現代を、未来を考えてみませんか。

コース詳細

“寺子屋の学び” のように基礎を固める!「基礎コース」

江戸時代の古文書を中心に、支配や村のあり方をはじめ、当時の人々の日常に触れながら古文書の解読力を養います。テキストには、古文書原文中のくずし語句ごとに抜粋して解説をつけたものや、コラムなどもあり、内容豊富。古文書を読む際の基礎知識をしっかり学べます。

「古文書を読む基礎」テキスト

「古文書を読む基礎」テキスト

テキストより

テキストより

課題文書集とリポート用紙

課題文書集とリポート用紙

長文に取り組み、意味・ 内容を理解する力を養う「応用コース」

村の生活、旅と飛脚などをテーマにした長文の古文書をじっくり読み、基礎コースで学んだ解読力の定着をはかるとともに、解釈力の養成をめざします。

「古文書を読む応用」参考文書集

「古文書を読む応用」参考文書集

テキストより

テキストより

課題文書集より

課題文書集より

毎年度新教材に刷新!長期にわたり継続できる「解読実践コース」

古文書がかなり読める方を対象としたコースです。教材は農村に残された地方文書だけでなく、町方文書や武家文書など、江戸時代の社会全般にまで古文書の対象を広げ、癖字の多い書簡や日記類、虫の食った古文書なども含め、高度な解読力の養成をはかります。教材は毎年度「春期」からすべて新しいものに切り替わりますので、長年にわたって古文書学習を楽しむことができます。

「古文書を読む解読実践」解説ノート

「古文書を読む解読実践」解説ノート

解説ノートより

解説ノートより

課題文書集より

課題文書集より

※メールアドレスを入力いただくと、「教材サンプル」をご覧いただけるページのURLをお送りいたします(NHK学園のページを離れます)。

※無料でお送りする「案内書」と同じものがご覧になれます(NHK学園のページを離れます)。

 

 

生涯学習インストラクター

生涯学習インストラクターとは

「生涯学習インストラクター」とは、文部科学省認定の社会通信教育講座を実施している団体で構成されている、一般財団法人 社会通信教育協会認定の資格です。NHK学園では「古文書」講座にて認定を行っております。

文部科学省認定社会通信教育講座、社会通信教育協会認定講座を修了した方々の学習成果を積極的に評価認定し、全国各地の地域における多様な生涯学習活動を推進・指導する人材養成を図るための制度です。研修により、生涯学習2級インストラクター資格、生涯学習1級インストラクター資格を付与します。

インストラクター取得条件

生涯学習2級インストラクター(古文書)

■対象講座

古文書を読む基礎(コース番号:4H001)

古文書を読む応用(コース番号:4H002)

■条件

上記講座の課題を全て提出し、全てのリポートの評価が「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。

※申請期限は両コースとも修了されてから5年以内を原則とします。

生涯学習1級インストラクター(古文書)

■対象講座

古文書を読む解読実践(コース番号:4H004)

■条件

①「生涯学習2級インストラクター(古文書)」を取得済みであること。

②上記講座を「2回」受講し、いずれの年度も課題を全て提出、全てのリポートの評価が

「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。

※申請期限は解読実践の1回目の修了から5年以内を原則とします。

③近世の古文書を読み解いて解読文を作成し、それを素材とするひとつのテーマを設定して

小論文を書き、審査に合格すること。(400字詰め原稿用紙20枚程度をめやすとする。

ワープロ・パソコンの使用可)

(審査料は別途15,420円)

④①~③の条件を満たした後、(財)社会通信教育協会の通信講座「生涯学習支援実践講座生涯学習コーディネーター研修を受講し、修了すること。(受講料37,600円)

【「生涯学習支援実践講座 生涯学習コーディネーター研修」のお申込はこちらまで】

(財)社会通信教育協会「生涯学習1級インストラクター資格取得のための指定通信教育講座」事務局

電話:03-5815-8432

(お電話いただく際には2級の認定証番号をご用意のうえ、1級インストラクターの資格取得希望である旨をお伝えください。

 

受講者の声・作品紹介

古文書の学習は、歯ごたえがありチャレンジしがいがあります

はじめての古文書から始めて、2年で解読実践までたどり着きました。古文書の学習は、簡単とはいえません。やはりある程度の歯ごたえがありますが、チャレンジしがいがあります。学べば学ぶほど読めなかった文書が理解できるのはとても楽しいです。先日も隣町の旧家から大量の古文書が見つかり、その整理に加えてもらいました。その中の1枚を読ませてもらったところ、自分の解読力でもかなり読めたのでうれしくなりました。また古文書を通じて、新たな仲間と面識を深めることができました。これからも学び続けていきます。

受講歴:

「古文書解読実践」受講 

新潟県   涌井 芳郎さん

一から始めて「古文書インストラクター」取得

仕事が定年を迎え、時間が出来たことでなにかやろう!と思い、この古文書講座にチャレンジしました。まったく古文書の学習をしたことのなかったので、最初は苦労しましたが、徐々に読めるようになるとますます古文書の学習にのめり込み、ついに目標だった「古文書1級インストラクター」を取得することが出来ました。 現在、青森古文書解読研究会主催の古文書講座の講師をさせてもらっています。講師とういう立場になりましたが、いまでも毎年課題が変わり色々な文書に触れられる「解読実践」コースでの学習を続けており、送られてくる機関誌『古文書通信』も楽しみの一つです。

受講歴:

「古文書解読実践」受講

青森県   辻 敏雄さん

コースお申し込み

古文書基礎

(文部科学省認定講座)江戸時代の村に残された古文書を中心に、当時の人々の日常の姿に触れながら古文書の解読力を養います。

提出回数
10回
受講期間(リポート受付延長期間)
1年(6か月)
受講料教材費・教材送料・指導料込み
39,000円
コース番号
4H001
教材

テキスト1冊、古文書必携1冊、課題文書1冊、リポートセット、機関誌(別送・4回)

古文書応用

長文の文書をじっくり読み、基礎コースで学んだ解読力の定着と解釈力の養成をめざします。

提出回数
8回
受講期間(リポート受付延長期間)
1年(6か月)
受講料教材費・教材送料・指導料込み
39,000円
コース番号
4H002
教材

参考文書集1冊、課題文書(上・下)各1冊、リポートセット、機関誌(別送・4回)

古文書応用ステップ2

応用コースの再学習コースです。応用コースと類似の文書を課題とします。(応用コースを修了された方、または並行受講の方のみご受講いただけます。)

提出回数
8回
受講期間(リポート受付延長期間)
1年(6か月)
受講料教材費・教材送料・指導料込み
36,900円
コース番号
4H003
教材

課題文書(上・下)各1冊、リポートセット、機関誌(別送・4回)

古文書解読実践

古文書がかなり読める人を対象としたコースです。くせ字の多い書簡や日記類、虫食いのある文書なども含め、高度な解読力を養成します。

※「古文書解読実践」は自動継続のコースです。受講期間の1年間が終了したあと、あらためて受講の申し込みをしなくても自動的に継続できます。

提出回数
10回
受講期間(リポート受付延長期間)
1年
受講料教材費・教材送料・指導料込み
40,400円
コース番号
4H004
教材

解説ノート1冊、課題文書1冊、複製文書2点、リポートセット、機関誌(別送・4回)、全文解読集1冊(受講期間終了時別送)