「この講座が、皆さまのメンタル面の向上に役立ちますように」
講座監修・高妻容一先生からのメッセージ
スポーツの試合だけでなく、本番で実力を発揮できない人が多くいます。そこには、緊張やプレッシャーなど実力を発揮することを邪魔する「何か」があります。その邪魔をする「何か」を突き止め、何をすればプレッシャーに打ち勝ち自分の最高の実力が発揮できるのかをこの講座では紹介します。
スポーツメンタルトレーニングは、試合などの本番でいかにして最高の能力を発揮するか、毎日の練習をいかにして質の高い内容にするかを考え実践する中で、人間的成長を目的として「心・技・体」の「心(心理・精神・メンタル面)」を強化するトレーニングです。「試合に勝ちたい」「上手くなりたい」という選手、また「試合でチームを勝たせたい」「選手を上手くしてあげたい」という指導者にとっても有効なプログラムとなるでしょう。
また、スポーツをしていない人にとっても、ビジネス・教育・健康・パフォーミングアーツ(芸能・音楽等)の分野においても役に立つトレーニング方法でもあります。
このスポーツメンタルトレーニング講座が、今後の皆さまのメンタル面の向上に役立つことを願っています。

講座監修 高妻 容一(こうづま よういち)
1955年宮崎県生まれ。東海大学体育学部教授。中京大学大学院体育学研究科修士課程修了後、フロリダ州立大学へ留学。そこで学んだ最新のスポーツ心理学を日本に持ち帰り、スポーツのメンタルトレーニングの専門家としてその名を知られるようになる。現在はメンタルトレーニングの普及や、後進の育成を行っている。著書「基礎から学ぶ!メンタルトレーニング」(ベースボールマガジン社)、「社会人の実践!メンタルトレーニング-スポーツ心理学に学ぶ」(恒文社)など。
●学習の流れと教材●
①自分のメンタルを知る・・・「スポーツ心理テスト(1回目)」

スポーツ心理テスト(イメージ)
学習をスタートするにあたり、自分自身のメンタル面について自己分析できる「スポーツ心理テスト」で、自分の心の強さと弱さ、長所と短所、さらに強化すべき点を把握します。
②メンタルトレーニングを理解し、実践方法をマスターする・・・「基礎編」「指導編」2冊のオリジナルテキスト

オリジナルテキスト「基礎編」「指導編」
「基礎編」テキストでは、メンタルトレーニングの基礎である8つの心理的スキルの理論と方法を豊富なイラストでわかりやすく解説しています。
「指導編」テキストでは、選手のメンタル面を強化する必要性や、何をどうすればメンタル面が強くなるかをアドバイスする方法などを詳しく紹介。選手・指導者両方に役立つ内容です。
③書き込むことで理解をより深める・・・「トレーニングワークブック」
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トレーニングワークブック内容(イメージ)
自己分析・目標・練習日誌などを自分自身で「ワークブック」に書き込みます。
日々の活動、自分のメンタル状態、自分が行ったトレーニングについて、質問に回答しながら書き込んでいくことのより、テキストで学んだ知識を定着させます。
④トレーニングを実践する・・・「DVD」

「DVD」イメージ画像
リラクセーション、簡単なイメージトレーニング、サイキングアップなどの実践的な方法を「DVD」で繰り返し確認しながらマスターすることができます。
⑤理解度のチェックと講師からのアドバイス・・・「リポート課題集」ノート

リポート課題集ノート(イメージ)
テキストで学習したメンタルトレーニングの基礎知識を確認する問題のほか、日頃の活動や練習でトレーニングをして感じたこと、メンタルトレーニングを試合などで実際に行い感じたことなどを「リポート課題集」ノートに記入して提出します。メンタルトレーニングの専門家である講師から効果的にトレーニングを行うためのアドバイスなどが戻ります。
⑥メンタルの成長を確認する・・・「スポーツ心理テスト(2回目)」

スポーツ心理テスト(イメージ)
最終となる第3回リポートの提出前に、再び「スポーツ心理テスト」で自己分析を行います。第1回リポートの提出前に行った「スポーツ心理テスト」と同様のものですが、この2つのテスト結果を比べることで、自分のメンタル面の成長度をより実感できるはずです。
※受講料は、2023年春期から改定となります。電子カタログ(NHK学園のページを離れます)。