桐原先生と上野ファームのガーデンデザイナー上野砂由紀さん
7月7日～9日までの３日間、全国からお花大好き🌺の31名の皆さんが参加。初夏の北海道を訪れ、各所で花巡りを楽しみました！同行講師は、この旅でお馴染みのハーブ研究家、桐原春子先生です。
日本中が梅雨本番の天気の中、旭川空港に到着すると、陽射しが眩しい位の晴天☀にびっくり！
バスに乗り込んで、花巡りの旅のスタ－トです。さっそく、同行講師でハ－ブ研究家の桐原春子先生のお話が始まりました。
最初の訪問地の上野ファームに着くと、ガーデンデザイナーの上野砂由紀さんが出迎えてくださいました。
上野さんが英国の庭作りから学びながら、ご家族と共に造り上げてきたガーデン。北海道の気候と風土に見合った庭造りを追求したガーデンは、ちょうど見頃を迎え、とにかく美しい！
次に訪れたのは「大雪森のガ－デン」。大雪山系で最も美しいとされる大雪高原旭ヶ丘に、色彩豊かな森の花園が広がります。幻の花・ヒマラヤの青いケシと呼ばれる「メコノプシス」がたくさん開花しています！
専属ガ－デナ－の影浦さんが、森に囲まれた広い園内を案内してくれました。澄んだ風と空気に包まれ、冷涼な森のガーデンで森林浴を満喫しました。
今回の見どころは、ＴＶや雑誌などで紹介され注目を集めている「陽殖園」。オホーツク海に近く芝桜で有名な滝上町にある花園。園主の高橋武市さんが、中学２年生のときに野菜売りをしながら花を植え始めたことがきっかけとなり、陽殖園の造成を始めました。６４年の歳月をかけ、たった一人で木や花を植え、池を掘り、道を作り、完全無農薬、化学肥料を使わずに、野山のような自然を再現する花園を作ったのです。
高橋さんに案内していただきながら、たっぷり時間をかけて散策しました。詳しく熱心な説明の中に、高橋さんの植物たちへの愛情が感じられ、感動が広がりました。高橋さん、ありがとうございました！
北海道の花巡りで欠かせないのが富良野にあるファーム富田。日本で最も歴史あるラベンダー観光農園として知られ、国内外から多くの人が訪れます。ラベンダーは７月上旬から８月上旬にかけて見頃を迎え、まさに紫の絨毯です！
そして最後の訪問地は、新富良野プリンスホテルの敷地にある「風のガーデン」。倉本聰脚本のＴＶドラマ「風のガーデン」（2008放映）の舞台となり、若きガーデンデザイナー上野砂由紀さん（上野ファーム）が庭造りを手がけました。
撮影のために２年がかりで造成された広大なブリティッシュガーデンには、宿根草を中心にカンパニュラやルピナスなど美しい花々が咲き誇っています。
ガーデナーの森上千絵さんが、桐原先生とともに案内してくれました。
バスでの移動中は、桐原先生のレクチャーをたっぷり聴くことができました。それぞれのガーデンの魅力や植物の特徴についての解説はもちろんのこと、ハーブの魅力や植物と共に暮らすライフスタイルについてもお話しいただき、とても有意義な時間となりました⭐
次回も、花やハーブが好きな方ならどなたも楽しんでいただける旅を企画いたしますので、ぜひご参加ください！