【結果報告】松山市短歌・俳句大会

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2019.03.01

松山の特産品といえばミカンをはじめとする柑橘類! ご協賛の伊予銀行賞の副賞として受賞者のみなさまに贈られました。

松山の特産品といえばミカンをはじめとする柑橘類! ご協賛の伊予銀行賞の副賞として受賞者のみなさまに贈られました。

2019年2月23日・24日 松山市短歌・俳句大会が開催されました!

 

正岡子規や高浜虚子、夏目漱石など名だたる俳人・文人を輩出、現在も俳句甲子園が開催されるなど、「俳都」として日本の俳句文化を牽引し続ける街、愛媛県松山市。

さらに、正岡子規は「歌よみに与ふる書」を発表し、短歌革新を目指したことでも有名です。

俳句と短歌、ともにゆかりあるこの地でNHK学園俳句・短歌大会を開催いたしました。

受賞者のみなさま、ご応募いただきましたみなさま、フレッシュで読み応えある作品をお寄せいただき、誠にありがとうございました!

 

短歌大会結果

 

松山市短歌大会
 日時:2019年2月23日(土)13~16時
 会場:松山市民会館 中ホール
 応募作品数:2243首
 来場者数:203名
 当日詠:125首

 

 

俳句大会結果

 

松山市俳句大会
 日時:2019年2月24日(日)13~16時
 会場:松山市民会館 中ホール
 応募作品数:6360句
 来場者数:448名
 当日句:307句

 

 

小さな俳人との出会い

前列中央が阿見果凛さん、右が神野紗希先生

前列中央が阿見果凛さん、右が神野紗希先生

24日の俳句大会会場では、かわいい小さな俳人との出会いがありました。

会場参加者による当日投句「松山の春を詠む」から、選者の神野紗希先生が選んだのは、若干9歳の阿見果凛さんの一句。

 

                             小さな俳人 阿見果凛さんの一句

                             小さな俳人 阿見果凛さんの一句

 

う~ん。方言もたまりません!

神野先生「俳句のいいところは、名前がないこと。選句のときも年齢や性別は知らずに選ぶのです。今日始めた人も、三十年やっている人も、同じ土俵に立つというのが俳句の平等なところなのです」

四季のある地に生きるわたしたちは、果凛さんのように生まれながらの俳人なのかもしれません。ならば、詠まなきゃソンですよね?

NHK学園では、これからも通信講座や各種大会を通じてみなさまの作品を楽しみにお待ちしております!

俳句大会選者の宇多喜代子先生と夏井いつき先生の豪華すぎる2ショット!

俳句大会選者の宇多喜代子先生と夏井いつき先生の豪華すぎる2ショット!

ラジオ放送予定

大会での対談の模様がラジオ放送されます。ぜひお聞きください!

4月14日(日)NHKラジオ第2 文化講演会 午後9時~午後10時
短歌大会 大島史洋・三枝昻之 対談「短歌の明日へ~日常からの発見」

        

4月21日(日)NHKラジオ第2 文化講演会 午後9時~午後10時
俳句大会 宇多喜代子・夏井いつき「俳句の未来」

 

「入選作品集」のお知らせ

入賞・入選作品は入選作品集に掲載しております。
ご希望の方には、700円(税・送料込み)で販売いたします。

【申込方法】
お葉書またはFAXで、①購入希望の作品集名(例:平成31年松山市短歌(俳句)大会作品集)②冊数③ご住所④お名前⑤お電話番号をご記入の上、NHK学園教材サービスへお送りください。お電話でも受け付けております。
作品集と合わせて振込用紙をお届けいたしますので、到着後14日以内に代金をお支払いください。

「入選作品集」お申込先
〒186-8001 東京都国立市富士見台2-36-2
NHK学園内 教材サービス係
TEL 042-572-3151(代表)
FAX 042-573-6090

予告!

この春、NHK学園ホームページでは、この松山大会でご縁ができた、松山市の伊予吟会宵嵐(いよぎんかい よいらん)さんによる「ようおいでたなもし 松山俳句通信」がスタートします。

宵嵐特派員が俳句にまつわる情報と俳都松山の魅力をたっぷりお届けいたしますので、お楽しみに!

※「おいでたなもし」とは、松山市の方言で「いらっしゃい」の意味です。