1日の過ごし方
スクーリングの1日
スクーリングとは
通信制高校では、レポート学習(レポートの提出と復習)、「スクーリング」と呼ばれる先生と対面しての指導、そして単位認定試験といった学習活動を通して履修科目の単位を修得していきます。NHK学園では、この3つに加えて、自宅学習の際の理解促進のために「NHK高校講座」の視聴も学習活動の柱としています。「スクーリング」では、科目の指導、ホームルームや学校行事のような特別活動を行います。登校して、先生や他の生徒と顔を合わせて行う学習活動で、普段の学習を補完し、理解を深めるための貴重な時間です。先生に直接質問や相談ができたり、生徒同士で交流したり、学びを継続するうえで大きな支えとなります。
通信制高校とはいっても、スクーリングへの出席なしで単位を修得することはできません。NHK学園は「NHK高校講座」の視聴や独自のネット学習サイトなど充実した自宅での学習により、スク―リングのための登校負担を少なく抑えることができる通信制高校です。
スクーリングの特徴
MHK学園のスクーリングの最大の特徴は学校施設で行うことです。体育館での実技や理科室での実験などスクーリングならではの学びが待っています。
スクーリング会場ごとに各スクーリング日にどの科目の指導が行われるかは年間スケジュールとして決まっており、入学の際にお知らせします。生徒は各自自分の履修している科目の指導(授業)を受けます。
生徒一人ひとりが履修する科目を自分で決めてその単位を修得していく「単位制」です。スクーリングでは生徒は自分の履修している科目の指導に出席するため、科目ごとに教室を移動します。「学年制」を取り入れる多くの全日制高校のように同じクラスの生徒が主に自分たちの教室で一斉に授業を受けるのとは様子が異なります。
転入学・編入学の生徒は卒業に必要な科目の履修と単位の修得、前籍校と合わせて3年以上の修学期間が満たされれば卒業が可能*なので、自分に合った進め方で卒業までの学習を進められるのが魅力です。
*ほかに3年間で30時間以上の特別活動への参加が必要です(前籍校での活動も考慮)。
体育は体育館やグラウンドで、理科室で理科の実験を行うなどスクーリングならではの学びがあります。
スタンダードコースベーシックのスクーリング
月1〜2回開催されるスタンダードコースベーシックのある日のスクーリングの時間割です。
※東京本校スクーリングの例です。スクーリング会場により開始時間など異なります。
※ライフデザインコ―スは、科目の選択等によって異なります。コース紹介ページをご参照ください。
※このほか、東京本校で年2回(7月と12月)、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡で年1回実施する3~4日間連続のスクーリングと月1~2回のスクーリングを併用することもできます。詳しくはお問い合わせください。
東京本校の部活動を見る




「スタンダードコース ベーシック」のスクーリングは協力校では日曜日(一部土曜日)実施、東京本校では土・日・月・火曜日からいずれかの曜日を選択します。
「登校プラス」は週3日、それぞれの曜日固有の活動を行います。入学時に希望した曜日の活動に登校して参加します。
1日の過ごし方
スタンダードコースベーシック在籍の場合


※スクーリングは協力校では日曜日(一部土曜日)開催、東京本校では土日月火から選択します。
※大学進学など進路志望が明確な生徒はアルバイトや自由時間を受験勉強にあてるなどして準備しています。
※スポーツ、芸術、芸能活動の両立している生徒もオンラインでの学習が中心なので移動が多い中でも学習の継続が可能です。
スタンダードコース登校プラス在籍の場合


保護者も学習状況が確認できる
NHK学園なら保護者の方も学習状況を確認できるから安心です。
通信制高校では自宅学習が中心となるため、保護者の方からは「子どもがどのように学んでいるのか見えにくい」という声もあります。
NHK学園では独自の学習システム「N-gaku Online Space」を導入しており、保護者にもIDを発行して学習状況を閲覧いただけます。
「今、何を学んでいるか」「どこまで進んだか」といった進捗を確認できるほか、レポートの提出・添削、スクーリングの出席状況、試験の結果なども把握可能です。また、日常生活の中でもお子さんが自分のリズムで学習に取り組む姿を見守れるため、保護者にとっても安心して任せられるしくみが整っています。