• ホーム
  • コラム
  • 【選者メッセージ】2026年度 くにたち短歌大会 ― 梅内美華子・木下龍也・寺井龍哉が贈る、投稿のヒントと題詠「手」の詠み方

【選者メッセージ】2026年度 くにたち短歌大会 ― 梅内美華子・木下龍也・寺井龍哉が贈る、投稿のヒントと題詠「手」の詠み方

 

NHK学園のお膝元・東京都国立(くにたち)の名を冠した「くにたち短歌大会」。今年の題詠は「手」です。本大会の選を担当してくださる梅内美華子さん、木下龍也さん、寺井龍哉さんから、大会への意気込み、投稿を考えている方へのアドバイス、そして題詠「手」を詠むためのヒントをいただきました。

「うまく詠めるだろうか」とためらっている方こそ、選者の言葉を読んでから一首に向き合ってみてください。きっと、肩の力が少し抜けるはずです。

2026くにたち短歌大会オンライン投稿 (1)

選者からのメッセージ

梅内美華子「かりん」

U 梅内美華子

大会への意気込み

NHK学園がある地に、ちなんだ「くにたち短歌大会」。
近年は短歌を学ぶ人のニーズに応える講座や大会を開催しさらにパワーアップしているNHK学園のきめこまやかな企画に注目しています。短歌大会は自分の短歌を理解し共感してくれる人との出会いでもあります。
そして、同じ大会に応募していた人たちがどんな歌を作っているかを知ることができる機会でもあります。このような機会を少しでも増やして、歌を詠む楽しみを増やしていただきたいと思います。
私が気づかなかったこと、想像もしていなかった表現、眼差しや心を深めた表現は作者独自のものです。そのような作品に出会えることを楽しみにしています。皆さまの投稿をお待ちしております。

 

投稿を考えている方へのアドバイス

短歌大会に応募する時、気負うのは当然だと思いますし、その気負いが表現に表れるのだと考えています。でも普段通り、短歌を楽しむ自分でいいのではないでしょうか。どこか不安で寂しい日々を書いていいのではないでしょうか。力まないで短歌の型式に言葉を乗せてみてください。そこに本当に書きたかったことが浮かび上がってくるはずです。短歌大会に応募するために何首書きますか。時間をかけて一首を作ってもいいですし、いくつか(倍の数とか)作って吟味するのもいいでしょう。

私はいくつか作って推敲したり、時間を置いて見直したりして絞りこむのがいいと思います。その時間は単に入選を目指していることよりずっと短歌の型式や言葉に向き合う体験として身につくものになるからです。そして何度か見直す時に音読してみると、調べに気がついたり字余りを直したくなったりすると思います。

 

題詠「手」を詠むヒント

「手」は自分の手、他者の手、物の手などふだんの生活で常に接している部位なので、いろいろな動きや視点を切り取ることができる魅力的な題だと思います。自分の手は自分の意思のまま動かしているでしょうし、意思に反した動きをしている時もあるでしょう。その人が気づかない、あなたが気づいた「手」もあるでしょう。また「手」が入っている熟語はたくさんあります。手の多様さ、奥深さを見つけるのはあなたしかいないと思います。

木下龍也

木下龍也

大会への意気込み

Coming Soon....

 

投稿を考えている方へのアドバイス

Coming Soon....

題詠「手」を詠むヒント

Coming Soon....

 

寺井龍哉「Tri(とり)」

T寺井龍哉先生

大会への意気込み

国立の名を冠した短歌大会に参加できることを、心から嬉しく思います。国立は、作家・エッセイストの山口瞳が住んでいた町。そして山口瞳の師は、歌人の吉野秀雄でした。
〈自転車をひたぶる飛ばすわが頰を汗も涙もしたたりて落つ〉(吉野秀雄)
思い悩むことがあったら、山口瞳や吉野秀雄の作品を読んでみるのもいいかもしれません。
初夏から盛夏へ、そして夏から秋へ、美しい季節に詠まれたたくさんの歌々と出会えることを、楽しみにしています。

投稿を考えている方へのアドバイス

短歌を「詠む」ことは、いつも「読む」ことからはじまります。
新聞や雑誌、教科書や小説、身のまわりにあふれているさまざまな言葉を、たくさん読んでください。あるいは、家族や友人、恋人や先生に言われた言葉、自分の口から出た言葉たちのことも、ゆっくり思い出して、身のまわりの人々や自分の心を、読んでみてください。気になった言葉や風景をメモしておいて、ときどき見かえして、でも、そのすべてをいったん忘れて、新鮮な気持ちで歌を作ってみてください。
好きな歌集や小説の一節を書き写してみるのも、おすすめです。自分の手で書き写していると、「こんな言葉が、こんな位置にあったのか」、「どうしてこの言葉の順番なのだろう」などなど、細かなところに気づいたり、疑問を感じたりすることがあるはずです。「私だったらこう書く!」という気持ちになった瞬間から、新しい言葉との出会いがはじまります。

 

題詠「手」を詠むヒント

手を振ったり、握手したり、投げたり握ったり、それだけが「手」の働きではありません。「読み手・聞き手」、「その手は食わない」の「手」とは何か。あれこれ考えてみると、あなたの心のなかで何かが起きるでしょう。

あなたの一首を、選者へ

梅内美華子さん、木下龍也さん、寺井龍哉さんが、あなたの作品を待っています。今年の題詠は「手」。自由題一首でも、自由題と題詠を組み合わせてもご応募いただけます。NHK学園で学んでいない方も投稿できます。気負わず、まずは一首から挑戦してみませんか。

【投稿締切】2026年10月9日(金)必着

募集要項・投稿はこちら(くにたち短歌大会)

作品を投稿する【自由題一首のみ】

作品を投稿する【自由題一首と題詠一首】

※ネット投稿には、事前にNHK学園オンライン教室(コエテコカレッジ)への会員登録(無料)が必要です。まだご登録のない方はこちらから。

関連する講座・コース

お問い合わせ

講座内容やお申し込みのご不安も、お気軽にご相談ください。
スタッフが丁寧にお答えします。

042-572-3151 042-572-3151 平日 9:30〜12:00/13:00~17:30