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【選者メッセージ】2026年度 くにたち俳句大会 ― 家藤正人・五島高資・馬場公江が贈る、投句のヒントと題詠「手」の詠み方

 

 NHK学園のお膝元・東京都国立(くにたち)の名を冠した「くにたち俳句大会」。今年の題詠は「手」です。本大会の選を担当してくださる家藤正人さん、五島高資さん、馬場公江さんから、大会への意気込み、投句を考えている方へのアドバイス、そして題詠「手」を詠むためのヒントをいただきました。

「うまく詠めるだろうか」とためらっている方こそ、選者の言葉を読んでから一句に向き合ってみてください。きっと、肩の力が少し抜けるはずです。 

2026くにたち俳句大会オンライン投稿 2

選者からのメッセージ

五島高資「俳句スクエア」「豈」

五島高資

大会への意気込み

 俳句は、ふと立ち止まった一瞬を、十七音の小さな器にすくい上げる文芸です。くにたち俳句大会では、上手下手を越えて、その人にしか見えなかった景色、その人にしか聞こえなかった心の響きに出会えることを楽しみにしております。
初めての方も、どうぞ気負わず、一句を差し出してみてください。あなたの日常の中に、すでに俳句の種は芽吹いています。
 

 

投句を考えている方へのアドバイス

 俳句を作るとき、まず大切なのは「何を言うか」よりも、「何に心が動いたか」を見つめることだと思います。きれいな景色を説明しようとすると、かえって言葉は遠くなります。
朝の光、台所の音、帰り道の風、誰かの何げない一言――その小さな驚きや違和感を大切にしてください。初心者の方は、最初から名句を作ろうとせず、実際に見たもの、聞いたもの、触れたものを一句にしてみるのがよいでしょう。
季語は、句の背景に季節の奥行きを与えてくれる頼もしい味方です。また、一句の中で少しだけ言葉を切ると、ものと言葉のあいだに余白が生まれます。
俳句は短いからこそ、言い尽くさないことが大切です。
私自身も、作句のたびに、言葉を置くことより、余白を残すことの難しさと面白さを感じています。完成度よりも、まずは自分の実感を信じること。そこから一句は動き出します。どうぞ日常から、あなたの一句を拾い上げてみてください。 

 

題詠「手」を詠むヒント

 「手」は、もっとも身近で、もっとも表情豊かな題です。握る手、離す手、働く手、祈る手、老いた手、幼い手。人体の一部でありながら、記憶や関係、時間までも映し出します。手そのものを詠んでも、手の気配だけを詠んでもよいでしょう。あなたの一番近くにある「手」から、世界をひらいてみてください。 

家藤正人

俳句_家藤正人(トリミング)

大会への意気込み

Coming Soon....

 

投句を考えている方へのアドバイス

Coming Soon....

題詠「手」を詠むヒント

Coming Soon....

 

馬場公江「香雨」

馬場公江先生写真(中央あうようにトリミングお願いします)

大会への意気込み

 俳句には「詠む楽しさ」と「読む楽しさ」があります。見たものや感じたことを十七音に託し、大会に投句してみませんか。
「投句をする!」という具体的な目標があると、集中しながら楽しく詠むことができます。一生懸命作った句が自信作であればあるほど、選ばれたときの嬉しさは格別ですが、もし選ばれなくても嘆く必要はありません。入選作品集に載っている全国の仲間の俳句を読むことが大きな刺激になり、今後のステップアップにつながります。
皆さまからどんな作品が寄せられるかとても楽しみです。力作をお待ちしています。
 

 

投句を考えている方へのアドバイス

 自然の美しい旅先はもちろん、ふだんの暮らしの中にも句材はたくさんあります。五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を研ぎ澄ましていれば、句材は向こうからやって来ます。それをしっかりと受け止め、自由な発想で表現してください。また、昔のことを思い出して詠んでもいいでしょう。子どもの頃に体験した印象的な出来事も、立派な句材になります。一句が完成したら、ぜひ推敲を重ねてくださいね。

俳句はわずか十七音の短い詩ですから、一字一句を吟味することで全体の印象が大きく変わってきます。まずは歳時記や辞書を開いて、季語やことばの確認を。内容にぴったりの、もっと良い季語やことばが見つかるかもしれません。誤字や脱字がないか、送り仮名や旧仮名遣いが間違っていないかなどのチェックも忘れずに。声に出して何度も読み、リズムを確かめることも大切です。自分ならではの一句を目指して仕上げましょう。 

 

題詠「手」を詠むヒント

 まずは自分の手のひらや手の甲を、じっくりと観察してみてください。そして、ぐっと握ったりぱっと開いたり指を動かしたり……と、手に神経を集中していると、良いことばがひらめくかもしれません。「手」を使った熟語を詠み込んでもいいですね。発想を広げて表現してみてください。新鮮で独自性のある一句になりますよ。 

あなたの一句を、選者へ

家藤正人さん、五島高資さん、馬場公江さんが、あなたの作品を待っています。今年の題詠は「手」。自由題でも、題詠を組み合わせてもご応募いただけます。NHK学園で学んでいない方も投句できます。気負わず、まずは一句から挑戦してみませんか。

【投稿締切】2026年10月9日(金)必着

 募集要項・投句はこちら(くにたち俳句大会) 

作品を投稿する【自由題二句のみ】

作品を投稿する【自由題二句と題詠一句】

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