古文書解読実践
「古文書を読む 解読実践」コースのポイント
広がる視界、尽きない楽しさ、長期にわたり継続できる!
教材は毎年度「春期」からすべて新しいものに切り替わりますので、長年にわたって古文書学習を楽しむことができます。
古文書講座最上級コースの「解読実践コース」は、鍛錬を積み重ねてきた皆様が、古文書の文字の解読にとどまらず、古文書に記された内容を理解し、古文書から知ることのできる歴史的事実や当時の社会のあり様を、読み解く力を身につけていただくことを目指しています。
楽しさ加わる!機関誌『古文書通信』
受講期間中は年4冊『古文書通信』を送付しております。テキスト以外の様々な文書に触れる機会です。
最新号146・147号は、リニューアル第一弾。
古文書の読み方、学び方を多様な切り口から知っていただき 受講者どうしの情報交換や新たな学びの場の発見につなげていただくことを目指しています。全国の古文書を所蔵する資料館・文書館や海外に残された古文書や各地で開催されている古文書講座の紹介など、学びに役立つ充実した副教材です。
直接指導が受けられる集中スクーリングも実施
毎年NHK学園国立本校(東京都国立市)で開催される古文書の直接指導!
初心者向け教室も開催しますので、ぜひご参加ください!(希望者のみ。参加費別途)
一人一人に合わせた添削指導で実力アップ
毎年春に教材を刷新している講座のため、継続して受講することで常に新しい文書に触れられます。
新たな申し込みの手続きなく続けていただけるのも魅力の自動継続のコースです。
古文書インストラクターの取得も目指せる
一定の条件をクリアすると、社会通信教育協会認定「古文書インストラクター」を取得出来ます!多くの受講者がこの資格を取り、学習指導や地域の歴史資料の解読など地域のボランティア活動などで活躍しています。
古文書解読実践コース リニューアル開講!
古文書講座「解読実践コース」は、「基礎コース」「応用コース」と鍛練を積み重ねてきた受講者の皆さんが、古文書の文字の解読にとどまらず、古文書に記された内容を理解し、古文書から知ることのできる歴史的事実や当時の社会のあり様を、読み解く力を身につけていただくことを目指しています。
自分たちの住む地域が、どのように歩んできたのか、日本のなかでどのような特性をもった地域であったのか、地域の歴史を知るためには、日本史の教科書を読んでいても叶いません。地域に生きた人々が遺した書き物、古文書を読み解き、そこから明らかになる歴史世界に接し、発掘してゆかねばなりません。そのためには、まずは文字を読み、解読することが必要です。文書の文字を読み、そこに書かれている内容を解き明かしてゆくためには、地道な訓練が必要です。
NHK学園「古文書を読む」講座監修
吉田 ゆり子先生
古文書解読実践コース リニューアル開講!
2025年度から、「解読実践コース」では、文字を読むだけではなく、意味を理解する訓練を開始します。古文書の意味を理解するには、当時の読まれていた言葉で古文書を音読し、日本語として読み解いていくことが必要です。ぜひ、古文書に書かれた内容を読み解き、地域で営まれていた普通の人々の暮らしを知ることから、日本の歴史を繙いてください。地域に生きた一人一人が、日本の歴史に貢献していたのだという実感を味わっていただきたく思います。
監修者である吉田ゆり子先生(東京外語大学 名誉教授)に解読実践コースについて動画でも解説していただきました。
古文書の文字を正確に解読する力、「翻刻」の力を磨き上げます。
さらに、その文書に何が書いてあるのか、その文書からどのような歴史的な事実、社会のあり様がわかるのか、文書の内容を理解する力を身につけてます。
古文書の内容を理解するためには、まず当時の人々が古文書をどのように音読していたのか、古文書を「読み下す」方法を学び、その上で、現在の日本語に置き換える「現代語訳」をおこなう能力を身につけます。
2025年度の共通テーマ「自然と人間の関係」
2025年度の共通テーマ「自然と人間の関係」
2025年度の10本のテキストは、「自然と人間の関係」を共通テーマにしています。
厳しい自然環境で営まれた人々の生活、自然を活かした産業のあり方、人命を救うために行なわれた扶助のあり方、流行病の蔓延に直面した幕府の対応など、普通の人々の生業と生活、生存を守るための努力など、過去の歴史から学ぶことも多くあると思います。古文書を読み解くことで、広がる世界を体感してください。
10回分のテキストを収録しました。10回分のテキストは、徐々に難易度があがるように配列しています。
その文書からどのような歴史的な事実を知ることができるのか、その理解を助けるために、各回とも、課題文書が作成された時代的、社会的背景について「解説」で丁寧に説明していますので、参照してください。
生涯学習インストラクター
「生涯学習インストラクター」とは、文部科学省認定の社会通信教育講座を実施している団体で構成されている、一般財団法人 社会通信教育協会認定の資格です。NHK学園では「古文書」講座にて認定を行っております。
文部科学省認定社会通信教育講座、社会通信教育協会認定講座を修了した方々の学習成果を積極的に評価認定し、全国各地の地域における多様な生涯学習活動を推進・指導する人材養成を図るための制度です。研修により、生涯学習2級インストラクター資格、生涯学習1級インストラクター資格を付与します。
インストラクター取得条件
生涯学習2級インストラクター(古文書)
■対象講座
古文書を読む基礎(コース番号:4H001)
古文書を読む応用(コース番号:4H002)
■条件
上記講座の課題を全て提出し、全てのリポートの評価が「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。
※申請期限は両コースとも修了されてから5年以内を原則とします。
生涯学習1級インストラクター(古文書)
■対象講座
古文書を読む解読実践(コース番号:4H004)
■条件
①「生涯学習2級インストラクター(古文書)」を取得済みであること。
②上記講座を「2回」受講し、いずれの年度も課題を全て提出、全てのリポートの評価が
「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。
※申請期限は解読実践の1回目の修了から5年以内を原則とします。
③近世の古文書を読み解いて解読文を作成し、それを素材とするひとつのテーマを設定して
小論文を書き、審査に合格すること。(400字詰め原稿用紙20枚程度をめやすとする。
ワープロ・パソコンの使用可)
(審査料は別途15,420円)
④①~③の条件を満たした後、(財)社会通信教育協会の通信講座「生涯学習支援実践講座生涯学習コーディネーター研修」を受講し、修了すること。(受講料37,600円)
「生涯学習支援実践講座 生涯学習コーディネーター研修」のお申込はこちらまで
(財)社会通信教育協会「生涯学習1級インストラクター資格取得のための指定通信教育講座」事務局
電話:03-5815-8432
(お電話いただく際には2級の認定証番号をご用意のうえ、1級インストラクターの資格取得希望である旨をお伝えください。)
受講者の声
一から始めて「古文書インストラクター」取得
仕事が定年を迎え、時間が出来たことでなにかやろう!と思い、この古文書講座にチャレンジしました。まったく古文書の学習をしたことのなかったので、最初は苦労しましたが、徐々に読めるようになるとますます古文書の学習にのめり込み、ついに目標だった「古文書1級インストラクター」を取得することが出来ました。 現在、青森古文書解読研究会主催の古文書講座の講師をさせてもらっています。講師とういう立場になりましたが、いまでも毎年課題が変わり色々な文書に触れられる「解読実践」コースでの学習を続けており、送られてくる機関誌『古文書通信』も楽しみの一つです。
受講歴:「古文書解読実践」
青森県 辻 敏雄さん
古文書の学習は、歯ごたえがありチャレンジしがいがあります
はじめての古文書から始めて、2年で解読実践までたどり着きました。古文書の学習は、簡単とはいえません。やはりある程度の歯ごたえがありますが、チャレンジしがいがあります。学べば学ぶほど読めなかった文書が理解できるのはとても楽しいです。先日も隣町の旧家から大量の古文書が見つかり、その整理に加えてもらいました。その中の1枚を読ませてもらったところ、自分の解読力でもかなり読めたのでうれしくなりました。また古文書を通じて、新たな仲間と面識を深めることができました。これからも学び続けていきます。
受講歴:「古文書解読実践」
新潟県 涌井 芳郎さん
受講者の声
一から始めて「古文書インストラクター」取得
仕事が定年を迎え、時間が出来たことでなにかやろう!と思い、この古文書講座にチャレンジしました。まったく古文書の学習をしたことのなかったので、最初は苦労しましたが、徐々に読めるようになるとますます古文書の学習にのめり込み、ついに目標だった「古文書1級インストラクター」を取得することが出来ました。 現在、青森古文書解読研究会主催の古文書講座の講師をさせてもらっています。講師とういう立場になりましたが、いまでも毎年課題が変わり色々な文書に触れられる「解読実践」コースでの学習を続けており、送られてくる機関誌『古文書通信』も楽しみの一つです。
受講歴:「古文書解読実践」
青森県 辻 敏雄さん
古文書の学習は、歯ごたえがありチャレンジしがいがあります
はじめての古文書から始めて、2年で解読実践までたどり着きました。古文書の学習は、簡単とはいえません。やはりある程度の歯ごたえがありますが、チャレンジしがいがあります。学べば学ぶほど読めなかった文書が理解できるのはとても楽しいです。先日も隣町の旧家から大量の古文書が見つかり、その整理に加えてもらいました。その中の1枚を読ませてもらったところ、自分の解読力でもかなり読めたのでうれしくなりました。また古文書を通じて、新たな仲間と面識を深めることができました。これからも学び続けていきます。
受講歴:「古文書解読実践」
新潟県 涌井 芳郎さん
よくあるご質問
- 関心があるのですが、ついていけるか自信がないのですが、大丈夫でしょうか。
- ほとんどの方は、古文書解読が未経験の方ばかりですが、ぜひ、「はじめての古文書」からご受講をいただきたいです。リポート課題は穴埋め式になっていますから、読める文字から前後を推測して解読していく方法も身につけていきます。「基礎」コースに進級されてからも、リポート用紙には、読める部分だけ書き込んでくだされば、添削指導をして解答例といっしょに返送いたします。
- 生涯学習インストラクター資格とはなんですか?
- 「生涯学習インストラクター」とは、文部科学省認定の社会通信教育講座を実施している団体で構成されている、一般財団法人 社会通信教育協会認定の資格です。NHK学園では「古文書」講座にて認定を行っております。 文部科学省認定社会通信教育講座、社会通信教育協会認定講座を修了した方々の学習成果を積極的に評価認定し、全国各地の地域における多様な生涯学習活動を推進・指導する人材養成を図るための制度です。研修により、生涯学習2級インストラクター資格、生涯学習1級インストラクター資格を付与します。
- インストラクター取得条件を教えてください
- 生涯学習2級インストラクター(古文書)
■対象講座 古文書を読む基礎(コース番号:4H001) 古文書を読む応用(コース番号:4H002) ■条件 上記講座の課題を全て提出し、全てのリポートの評価が「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。 ※申請期限は両コースとも修了されてから5年以内を原則とします。
生涯学習1級インストラクター(古文書)■対象講座 古文書を読む解読実践(コース番号:4H004) ■条件 ①「生涯学習2級インストラクター(古文書)」を取得済みであること。 ②上記講座を「2回」受講し、いずれの年度も課題を全て提出、全てのリポートの評価が 「A」以上で、受講期間内(無料延長期間含む)に修了すること。 ※申請期限は解読実践の1回目の修了から5年以内を原則とします。 ③近世の古文書を読み解いて解読文を作成し、それを素材とするひとつのテーマを設定して 小論文を書き、審査に合格すること。(400字詰め原稿用紙20枚程度をめやすとする。 ワープロ・パソコンの使用可) (審査料は別途15,420円) ④①~③の条件を満たした後、(財)社会通信教育協会の通信講座「生涯学習支援実践講座生涯学習コーディネーター研修」を受講し、修了すること。(受講料37,600円)
講座内容やお申し込みのご不安も、お気軽にご相談ください。
スタッフが丁寧にお答えします。