NHK全国短歌大会とは

第26回大会より

大会の始まり

NHK学園が、生涯学習通信講座の学習成果の発表や交流の場として主催した「第1回全国短歌大会」(1984年)を起源とし、1999年にNHKとの共催「NHK全国短歌大会」にスケールアップしたのが現在の大会です。半世紀を超えて回を重ね、毎年度NHKホールに短歌を愛する人々が集う全国最大規模の大会に成長しました。

部門の種類について

自由題・題詠

2首または3首1組で投稿できる賞です。自由題と、題詠は題となる漢字1文字を必ず入れて作歌します。今年の題詠は「口」(くち)です。

近藤芳美賞

NHK学園「短歌講座」は1983年に開講。戦後歌壇をけん引する歌人であった近藤芳美先生(1913~2006)と岡井隆先生(1928〜2020)が中心となって指導に当たりました。近藤先生は、短歌愛好家の拡大に努めながら、短歌結社「未来」を主宰し多くの有力な歌人を輩出しました。また現代歌人協会の理事長も務められました。
短詩型文芸の発展に尽力した偉大な功績を称え、2014年に「近藤芳美賞」を設けました。新作15首を1組として優れた作品を顕彰する賞です。

募集要項

投稿前に必ず募集要項に記載の「投稿上の注意事項」をご確認ください。(二重投稿、類歌について等)

基本情報

投稿締切
ネットでの投稿
2025年11月17日23:59
郵送での投稿
2025年11月17日必着
募集部門・投稿料・賞

【1】自由題・題詠

自由題2首、または自由題2首と題詠1首の3首1組でご応募ください。

第27回の題詠:「口」(くち)
題詠は必ず「口」の漢字を入れてください。なお、題詠のみの投稿はできません。

投稿料(※すべて税込)

自由題(2首1組)
2,200円
自由題2首
題詠「口」1首(3首1組)
3,200円

複数組ご投稿いただけます。

幼児・小学生・中学生・高校生(投稿日時点で18歳以下)に限り投稿料が半額(自由題2首1組1,100円、自由題2首・題詠「口」1首 3首1組1,600円)となります。

幼児・小学生・中学生は保護者の同意が必要です。

大会大賞
賞状とトロフィー贈呈
選者特選(一席・二席)/秀作/佳作
特選と秀作の方には賞状贈呈
特選一席はNHKホールのステージでご紹介予定

この他、入選した作品はすべて『入選作品集』に掲載されます。『入選作品集』は投稿者全員にお届けいたします。

【2】近藤芳美賞

新作15首1組、テーマは自由です。
作品には表題(タイトル)をつけてください。
近藤芳美賞の詳細はこちら

投稿料(※すべて税込)

15首1組
5,000円

1人1組に限ります。

近藤芳美賞
賞状とトロフィー贈呈。
大会当日にNHKホールのステージでご紹介予定。
選者賞
各選者1組。賞状を贈呈。
奨励賞
各選者2組。賞状を贈呈。
結果発表

2026年3月28日発行『入選作品集』にて発表
NHKホール(東京・渋谷区)にて発表

大会終了後、サイトに掲載予定

4月以降、『入選作品集』で入選作品を発表します。

(参考)前回大会の作品集

主催・後援・協力
主催
NHK、NHK学園
後援
東京都、一般社団法人現代歌人協会、日本歌人クラブ
協力
NHKエデュケーショナル、NHK出版、NHKアート、NHK財団

(2025年8月1日時点)

より詳しい情報はPDFをご確認ください。

作品の投稿方法・投稿料支払いについて

投稿方法は2通りあります。

①ネットでの投稿

各部門ごとの投稿フォームより作品を投稿してください。

【支払方法】クレジット決済

「近藤芳美賞」のネット投稿には、NHK学園オンライン教室で利用するコエテコカレッジサービス(登録無料)への登録が必要です。予めご了承ください。

②郵送での投稿

【投稿用紙】

募集要項PDFをダウンロードして印刷、またはNHK学園に用紙をご請求ください。

請求先
〒186-8001
東京都国立市富士見台2-36-2
NHK学園短歌大会事務局

募集要項の請求先は、投稿用紙の送付先と異なります。ご注意ください。

【投稿用紙の送付先】

〒206-0034
東京都多摩市鶴牧1-4-17 いずみビル8F
株式会社クォス内
NHK全国短歌大会 事務局

投稿先の住所はNHK学園の所在地とは異なります。ご注意ください。

【手順】

郵便での投稿の場合、封筒にて、下記の内容を送付ください。
①投稿用紙(折り曲げ可)
②投稿料の振替払込受付証明、
またはその写し

投稿料はお近くの郵便局から「郵便払込取扱票」をお使いいただき払込してください(郵便払込)。

「郵便払込」に関する詳細は
募集要項のPDFでご確認ください。

「講評付き投稿」についてはこちら

  • 投稿作品は、未発表・自作のものに限ります。既発表作品の投稿や二重投稿(同一及び類似作品の、新聞・雑誌・テレビ・ラジオ・コンクール・結社誌・同人誌・WEBサイト・ブログ・SNS等への投稿)は、固くお断りします。なお、同一作品、類似作品が先行して発表されていた場合、入選、入賞を取消すことがあります。
  • 2026年3月の結果発表まで、投稿作品を発表しないでください。
  • 幼児・小学生・中学生の方が応募される場合は、必ず保護者の同意を得てください。
  • 投稿された作品は返却いたしません。
  • 選考に関するお問い合わせにはお答えできません。また応募後の作品の訂正、修正はできません。
  • 本大会の関係者は投稿できません。
  • この他、「投稿作品の使用および個人情報の取り扱い」につきましては、募集要項のPDFにて必ずご確認ください。

よくある質問はこちら

選者・予選選者
アンバサダー

第27回の大会選者・予選選者・アンバサダーが決定しました!

※敬称略・五十音順 生年・所属結社記載
(2025年7月31日時点)

自由題・題詠

荻原 裕幸

昭和三十七年 「短歌ホリック」発行人 「東桜歌会」主宰 「NHK短歌」選者

木下 龍也

昭和六十三年 「NHK短歌」選者

小池 光

昭和二十二年 「短歌人」編集委員

小島 ゆかり

昭和三十一年 「コスモス」代表

佐佐木 頼綱

昭和五十四年 「心の花」選歌委員

俵 万智

昭和三十七年 「心の花」会員

寺井 龍哉

平成四年 「Tri」同人

永田 和宏

昭和二十二年 「塔」選者 NHK学園短歌講座監修

永田 紅

昭和五十年 「塔」編集委員 「NHK短歌」選者

松村 正直

昭和四十五年

山崎 聡子

昭和五十七年 「未来」選者

米川 千嘉子

昭和三十四年 「かりん」編集委員

近藤芳美賞

大辻󠄀 隆弘

昭和三十五年 「未来」選者・編集発行人

栗木 京子

昭和二十九年 「塔」選者

小島 なお

昭和六十一年 「コスモス」選者

予選選者

自由題・題詠

  • 宇田川 寛之(短歌人)
  • 大井 学(かりん)
  • 大西 淳子(コスモス)
  • 大森 悦子(水甕)
  • 貝澤 駿一(かりん)
  • 竹内 亮(塔)
  • 富田 睦子(まひる野)
  • 中川 佐和子(未来)
  • 平山 公一(潮音)
  • 藤島 秀憲(心の花)
  • 本条 恵(未来)
  • 松尾 祥子(コスモス)
  • 屋良 健一郎(心の花)

近藤芳美賞

  • 中川 佐和子(未来)
  • 藤島 秀憲(心の花)
  • 松尾 祥子(コスモス)
第27回NHK全国短歌大会

公式アンバサダーは
笹 公人さん!

NHK学園 短歌講座講師の笹さんがSNSなどで大会を盛り上げます。
大会当日に会場でお会いしましょう!

笹 公人

NHK学園 短歌講座講師 「未来」選者

「NHK全国短歌大会」は、まさに短歌の世界への登竜門です。日本で最も規模の大きな本大会は、多くの歌人にとって特別な存在です。とはいえ、気後れする必要はありません。
まずは思い切って投稿してみてください。最初の一首を生み出すのは、時に苦しいものですが、その一首が生まれると、次々と歌が生まれてくることがあります。
大会のように締め切りがあることは、創作への大きなきっかけとなります。そして、入選作品集を読む中で、「なるほど、こんなアプローチもあったのか」と新たな発見があることも少なくありません。この大会の醍醐味は、各結社のトップクラスの選者の先生方が一堂に会し、それぞれの作品に対する批評が聞ける点にもあります。
これはまさに本大会ならではの貴重な収穫と言えるでしょう。そこから、きっとご自身の短歌創作に繋がる何かを持ち帰っていただけるはずです。皆さまのご投稿を、心よりお待ちしております。

SPECIAL

大会を楽しむコンテンツを随時配信中

Youtubeチャンネルで関連コンテンツ随時配信!

NHK学園短歌専用
Xアカウント

SNSのXアカウント@nhkg_tankaをフォローすると、大会選者に関連するNHK学園の講座やイベント等の最新情報、過去の入選作品集の選評シリーズ「きょうの言の葉」(不定期)が届きます。

NHK学園で短歌を学びたい方

投稿する前におすすめの添削プラン

大会へ投稿する前に、自分で短歌を作る力を身につけたい方は、1ヶ月単位でベテラン講師から添削指導が受けられる「オンライン短歌入門」がおすすめです!

※郵便講座の「短歌入門」はこちら

よくある質問

大会に関するご質問

作品投稿から結果発表までのスケジュールは?

来春までのスケジュールは下記の通りです。
(時期は変動する場合がございます。)

7月~11月17日
作品投稿受付
11月~1月中旬
予選・本選実施、観覧申込の受付スタート
2月上旬
入選内定通知などのお届け(郵送)
3月上旬
入場券の発送(郵送)
大会当日
結果発表
4月上旬
作品集のお届け(投稿者のみ)
大会の様子はテレビで放送されますか?
大会実施日以降にEテレで放送予定です。
決まり次第、大会のサイトまたはNHK学園生涯学習通信講座のサイトでお知らせします。
3月28日当日に参加できなくても投稿できますか?
投稿できます。
大会当日の観覧については、投稿時の出欠欄をご記入ください。

投稿に関するご質問

(郵便での投稿)投稿料を郵便局の払込用紙をつかって(またはATM)払い込んだため、投稿用紙に貼るものがありません。
振替払込受付証明書添付欄に、払込日を記入するところがあるので、払込みをした日にちをご記入ください。
(ネットでの投稿)海外からネットで投稿しようとしたが、住所が入力できません。
住所の入力ができませんので、国名のみ入力してください。
入選作品集は電子bookで2026年4月以降にお送りします。
※入選作品集の冊子はお届けできません。
ネットで「講評付き投稿」は申し込めますか?
「講評付き投稿」は郵便での投稿のみお申込みいただけます。
近藤芳美賞は15首となっていますが、15首以下の連作で投稿してもよいですか?
15首1組として先行するので、規定を満たさないものは選考対象外となります。
また、2首~3首でしたら自由題・題詠の部門で募集していますので、そちらにご投稿ください。
作品を修正、訂正したいです。
多数の投稿作品が届きますので、原則、特定の作品の訂正・返却はできかねます。
どうしても訂正なさりたい場合は、あらためてもう一度ご投稿ください。
作品集は何冊もらえますか?
1作品の投稿につき1冊お渡ししています。

投稿ルールについて

二重投稿とは?
本大会では投稿にあたっては未発表作品での投稿がルールです。
同時期に2か所以上で投稿されることを「二重投稿」と呼びます。
大会のほか、雑誌、新聞、テレビ、個人で作った作品集、ブログ、SNSなどに投稿し発表されたものは既発表とみなされ、二重投稿の扱いとなりますのでご留意ください。
歌会で発表した作品は投稿できますか?
規模によりますが歌会に出した場合、未発表とは言い難くなり、ブログなどに転載されている可能性もあります。必ず未発表作品を投稿してください。
NHK学園の講座のリポートに提出した作品は使えますか?
NHK学園主催のコンクールや、入選作品集、機関誌に掲載された作品は既発表とみなされますのでご注意ください。できるだけ新作で挑戦することをおすすめします。

観覧申込に関するご質問

Coming Soon