新・書道中級
「新・書道中級」コースのポイント
「新・実力がつく書道」での学習を終えられた方、筆に親しまれている方向けのコースです。 この「新・書道中級」と「新・書道上級」ではさまざまな古典に接して、技の引き出しを増やします。ご自分の好きな古典、めざしたい字を模索するのにもぴったりです。 テキストには古典の手本のほか、石飛博光(漢字)・土橋靖子(かな)両先生の古典臨書も並べて掲載。当代一流の手本で学べます。
さまざまな古典に接して変化に富んだ書に親しみ、技の引き出しを増やします。
さまざまな古典から美の規範を学ぶ
長い歴史のさまざまな審美感の中を生き残ってきた古典(古筆)は書の美の規範です。このコースでは、漢字では楷書・行書・草書・隷書、かなでは「粘葉本和漢朗詠集」「関戸本古今集」「針切」「寸松庵色紙」と、さまざまな古典に触れ、変化に富んだ書に親しみます。
当代一流の書家による古典臨書も参考に
テキストには、古典からの手本と並べて、漢字は石飛博光、かなは土橋靖子両先生の臨書手本を掲載しています。現代書壇を代表する書家であるお二人の古典臨書も参考に臨書に取り組んでください。
創作作品づくりにも挑戦!
最終回課題では、それまでに学習した内容を踏まえて、半紙に4字もしくは5字の漢字の創作、俳句や和歌のかなの創作にチャレンジします。テキストには、ヒントも掲載していますので、それらを参考にオリジナルの作品づくりを楽しみましょう。
実力確認と目標づくりに活用できる「書道検定」
NHK学園では年に4回、書道・ペン字検定を実施しています。ご自分の力量を客観的に把握し、普段の学習の成果を確認する場として、通信講座と並行して役立てることをお勧めします。書道講座の受講者にお届けする機関誌「書」に初回受験用の課題や申込書がついています。
こんな課題に取り組みます
長い歴史の中で高い評価を得ている書を「古典・古筆」といい、それをお手本にして書くことを「臨書」といいます。「新・書道中級」では、漢字は楷書の古典「雁塔聖教序」、行書の古典「集王聖教序」、草書の古典「書譜」、隷書の古典「曹全碑」を学びます。草書の字形の変化や省略、より古い字体で特徴的な運筆の隷書を学び幅広く経験していきましょう。
かなでは変体仮名を交えた学びに入ります。端正な「粘葉本和漢朗詠集」、躍動感に富んだ「関戸本古今集」では連綿と多彩な線の表現を、「針切」では直線的な線の美しさと墨の潤滑を、「寸松庵色紙」では散らし書きの構成を学びます。
第1回~第4回の臨書手本と第5回の漢字かな交じりの手本は石飛博光(漢字)、土橋靖子(かな)両先生の執筆によるものです。
こんな添削をお返しします
受講のお誘い(講師からのメッセージ)
石飛 博光(いしとび はっこう)
NHK学園 書道講座手本執筆
北海道生まれ。東京学芸大学卒業。2009 年毎日書道展文部科学大臣賞受賞、2012年第53回毎日芸術賞受賞。
NHK学園「新・書道」シリーズ、「漢字かな交じりの書」講座手本執筆。NHK番組「趣味悠々」などで指導。著書は「石飛流書道の学び方」(NHK 出版)ほか多数。
日展会員、全日本書道連盟顧問、每日書道会常任顧問、創玄書道会名誉会長。
石飛 博光
受講者の声
テキストには出典や書家、時代背景の解説があり、奥深さを知ることができます
わずかな年月ですが、書道塾の先生、あるいは塾の先生の先生の字を臨書してきました。NHK学園ではテキストをいただき、その回に学ぶ字の出典、時代背景や書家の解説があり、奥の深さを知るとともに親しみを覚えます。かなの書き方の「潤筆」「渇筆」「墨つぎ」の説明が大変参考になりました。
受講歴:「新・書道中級」受講
三重県 東 功さん
受講者の声
テキストには出典や書家、時代背景の解説があり、奥深さを知ることができます
わずかな年月ですが、書道塾の先生、あるいは塾の先生の先生の字を臨書してきました。NHK学園ではテキストをいただき、その回に学ぶ字の出典、時代背景や書家の解説があり、奥の深さを知るとともに親しみを覚えます。かなの書き方の「潤筆」「渇筆」「墨つぎ」の説明が大変参考になりました。
受講歴:「新・書道中級」受講
三重県 東 功さん
コースのお申込み
新・書道中級
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