ようおいでたなもし 松山俳句通信【第2号】

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2019.04.22

俳都松山を広めるべく活動しているアツい男🔥、松山在住の伊予吟会 宵嵐(いよぎんかい よいらん)さんによる「ようおいでたなもし 松山俳句通信」の第2弾。今回も、俳句にまつわる情報と俳都松山の魅力をおとどけいたします。宵嵐特派員、よろしくお願いします!

※「おいでたなもし」とは、松山市の方言で「いらっしゃい」の意味です。

 

松山といえば・・・

松山といえば俳句の街です。

では、なぜ俳句の街と呼ばれているかといえば、それは正岡子規を輩出したことが大きいと思います。

松山市は正岡子規の世界を通じて松山市の歴史や文学に親しむことを目的に、1981年4月、道後公園内に子規記念博物館を開館しました。正岡子規の生い立ちから遺品等の6万点近くの資料を収蔵しており、松山の古代から明治までの歴史も展示されています。

余談ですが、個人名を冠した文学者の博物館は子規以外には魯迅やトルストイなど数少なく、世界的にも珍しいそうです!

毎年秋には子規顕彰全国俳句大会が開催され、全国津々浦々から作品と俳人がこの博物館の4階ホールに集結します。

皆さまも是非ご参加ください。

東側のテラスには「春や昔十五万石の城下かな」という句碑が設置されています。

HAIKU & WALKも合わせてお楽しみいただければ幸甚です。